本問は、「適正使用」の「使用しない‐基礎疾患」についての問題です。「医薬品的な問題」ですが、「医薬品」の知識で解けるので、取りたいところです。できるところから、押えておきましょう。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、解けるようにはなっておきましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢aの「糖尿病の診断を受けた人 - カフェインを主薬とする眠気防止薬」ですが、誤った記述です。
別段、「糖尿病の診断を受けた人」は、カフェインが禁忌にならないです。
禁忌となる成分は、「プソイドエフェドリン塩酸塩」で、理由は、「肝臓でグリコーゲンを分解して血糖値を上昇さ せる作用があり、糖尿病を悪化させるおそれがあ るため。」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「透析療法を受けている人 - スクラルファートが配合された胃腸薬」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「スクラルファート、水酸化アル ミニウムゲル、ケイ酸アルミン 酸マグネシウム、ケイ酸アルミ ニウム、合成ヒドロタルサイト、 アルジオキサ等のアルミニウム を含む成分が配合された胃腸 薬、胃腸鎮痛鎮痙 薬」は、「透析療法を受けている人」は、「使用しない 」となります。
理由は、「長期間服用した場合に、アルミニウム脳症及びア ルミニウム骨症を発症したとの報告があるため」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「心臓病の診断を受けた人 - プソイドエフェドリン塩酸塩」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。理由は、「徐脈又は頻脈を引き起こし、心臓病の症状を悪化 させるおそれがあるため。」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「出産予定日12週以内の妊婦 - アスピリン」ですが、正しい記述です。
「アスピリン、アスピリンアルミニウム、イ ブプロフェン」ですが、「出産予定日12週以内の妊婦」は、「使用しない」となっています。
理由は、「妊娠期間の延長、胎児の動脈管の収縮・ 早期閉鎖、子宮収縮の抑制、分娩時出血 の増加のおそれがあるため。」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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