登録販売者 愛知県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)午後第19問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「呼吸器系及び循環器系に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

愛知県 午後第19問‐呼吸器系及び循環器系に現れる副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「間質性肺炎は、症状が一過性に現れ、自然と回復することもあるが、悪化すると肺線維症 (肺が線維化を起こして硬くなる状態)に移行することがある。」ですが、正しい記述です。

 「間質性肺炎」の正しい記述です。

 キーワードの肺線維症ともども、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。 b c d 副作用として現れる不整脈は、代謝機能の低下によって発症リスクが高まることがあるの で、腎機能や肝機能の低下、併用薬との相互作用等に留意するべきである

選択肢b

 選択肢bの「息切れ、疲れやすい、足のむくみ、急な体重の増加、咳 とピンク色の痰 などを認めた場合 は、うっ血性心不全の可能性を疑い、早期に医師の診療を受ける必要がある。」ですが、正しい記述です。

 「うっ血性心不全」の正しい記述です。

 キーワードの「ピンク色の痰」で判断できます。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症成分を含む内服薬の使用後、短時間(1時間以 内)のうちに鼻水・鼻づまりが現れ、続いて咳 、喘 鳴及び呼吸困難を生じ、時間とともに悪 化することがあるが、坐 薬や外用薬の使用では、これらの症状が誘発されることはない。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「坐 薬や外用薬の使用では、これらの症状が誘発されることはない。」のところです。

 正しくは、「坐薬や外用薬でも誘発されることがある。」です。

 喘息ですが、手引きには…、

 「原因となる医薬品(アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症成分を含む解熱鎮痛薬など) の使用後、短時間(1時間以内)のうちに鼻水・鼻づまりが現れ、続いて咳 、喘 鳴(息をする とき喉がゼーゼー又はヒューヒュー鳴る)及び呼吸困難を生じる。」

 「これらの症状は時間とと もに悪化し、顔面の紅潮や目の充血、吐きけ、腹痛、下痢等を伴うこともある」

 …とあります。

 太文字部分は、出題実績があるので、要チェックです。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 午後1問:消化器系

 午後2問:胃・小腸

 午後3問:泌尿器系

 午後4問:肝臓

 午後5問:循環器系

 午後6問:白血球

 午後7問:目

 午後8問:皮膚

 午後9問:骨格系・筋組織

 午後10問:交感神経系

 午後11問:薬の有効成分の吸収

 午後12問:薬の代謝、排泄

 午後13問:内服薬の剤形

 午後14問:外用薬の剤形

 午後15問:医薬品の副作用

 午後16問:全身的に現れる副作用

 午後17問:精神神経系に現れる副作用

 午後18問:消化器系に現れる副作用

 午後19問:呼吸器系及び循環器系に現れる副作用

 午後20問:感覚器系及び皮膚に現れる副作用

令和6年度 愛知県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和6年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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