登録販売者 愛知県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)午後第2問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「胃・小腸」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

愛知県 午後第2問‐胃・小腸

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「空腸で分泌される腸液(粘液)に、腸管粘膜上の消化酵素が加わり、消化液として働く。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには、そのまんまですが…、

 「空腸で分泌される腸液(粘液)に、腸管粘膜上の消化酵素(半消化され たタンパク質をアミノ酸まで分解するエレプシン、炭水化物を単糖類(ブドウ糖、ガラクト ース、果糖)まで分解するマルターゼ、ラクターゼ等)が加わり、消化液として働く。」

 …とあります。

 他県では、特に、カタカナ語句が出題されています。押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「食道から胃に内容物が送られてくると、その刺激に反応して胃壁の横紋筋が弛 緩し、容積 が拡がる。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「横紋筋」のところです。

 正しくは、「平滑筋」です。

 横紋筋ですが、これは、心筋と骨格筋ですよね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「脂質(トリグリセリド)は、消化酵素(リパーゼ)の作用によって分解を受けるが、小腸 粘膜の上皮細胞で吸収されると脂質に再形成され、乳状脂粒(リポタンパク質の一種でカイ ロミクロンとも呼ばれる)となる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 カタカナ語句、マイナーなものも、出るようになっています。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「胃内に滞留する時間は、炭水化物主体の食品の場合には比較的長く、脂質分の多い食品の 場合には比較的短い。」ですが、誤った記述です。

 定番論点です。

 逆です。

 正しくは、「炭水化物主体の食品の場合には比較的“短く”、脂質分の多い食品の 場合には比較的“長い”」です。

 脂っこいものを食べると、あまりお腹が空かないですよね。

 対して、ご飯しか食べてないと、すぐお腹が空きますよね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:2

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人体

 午後1問:消化器系

 午後2問:胃・小腸

 午後3問:泌尿器系

 午後4問:肝臓

 午後5問:循環器系

 午後6問:白血球

 午後7問:目

 午後8問:皮膚

 午後9問:骨格系・筋組織

 午後10問:交感神経系

 午後11問:薬の有効成分の吸収

 午後12問:薬の代謝、排泄

 午後13問:内服薬の剤形

 午後14問:外用薬の剤形

 午後15問:医薬品の副作用

 午後16問:全身的に現れる副作用

 午後17問:精神神経系に現れる副作用

 午後18問:消化器系に現れる副作用

 午後19問:呼吸器系及び循環器系に現れる副作用

 午後20問:感覚器系及び皮膚に現れる副作用

令和6年度 愛知県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和6年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

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こまごましたもの

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