危険物取扱者 乙種4類(乙4)の「性消(危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法)」のうち、「第3石油類」の「アニリン」の一問一答。
主に、「アニリン」の定番論点の問題を挙げていきます。
「解説」は、下の方にあります。
間違えた人は、復習用に「お気に入り」などに入れて、空き時間に再チェックです。
問1の『アニリンは、無色・無臭の液体である。』ですが、「×」です。
「アニリン」ですが、「無色」の液体です。
しかし、「不快臭」があります。
「兄から不快な臭い」くらいに憶えるといいでしょう。
問2の『アニリンは、空気や光によって徐々に酸化し、褐色~赤褐色に変色する。』ですが、「○」です。
選択肢のいうように、「アニリン」は、空気や光によって徐々に酸化し、「褐色~赤褐色」に変色します。
当該変色ですが、「アニリン」の固有論点で、実に、よく出ます。
ガチで憶えておきましょう。
「引きこもりの“兄”が、外の“光と空気”に、“赤面”」くらいに、憶えるといいでしょう。
問3の『アニリンは、有機溶剤には溶けるが、水には溶けない。』ですが、「○」です。
「アニリン」は、「非水溶性」です。
んで、他の乙4危険物同様に、有機溶剤に溶けます。
「溶ける・溶けない」は、問題にしやすいので、どの危険物でも、チェックしておきましょう。
問4の『アニリンの蒸気は、空気よりも重い。』ですが、「○」です。
「アニリン」に限らず、乙4危険物の蒸気は、空気より重く、下の方に滞留する特徴があります。
出題者は、苦し紛れに、こういう乙4危険物に共通する性質を、危険物の個別問題で出してくるので、注意してください。
問5の『アニリンに、さらし粉(次亜塩素酸カルシウム)の水溶液を加えると酸化され、赤紫色となる。』ですが、「○」です。
これも、「アニリン」の固有事項です。
「アニリン」が問われたなら、まずもって、出題される性質です。
「アニリン・・・さらし粉・・・赤紫」は、ガチで憶えておきましょう。
「さらされた兄、赤紫に変色」くらいに憶えるといいでしょう。
補足すると…、
さらされた・・・“さら”し粉
兄・・・“アニ”リン
…ってな次第です。
固有事項は、ガチで押えておきましょう。
以上、「第3石油類」の「アニリン」の一問一答でした。
ほとんど基礎・基本レベルです。
解けない問題があった人は、「ざっくりノート‐アニリン」などを参考にして、復習しておきましょう。
ところで、「アニリン」は、「劇物」でもあります。
「毒物劇物取扱者」を取る人は、シッカリやっておきましょう。
参考:毒物劇物取扱者の独学