危険物取扱者 乙種4類(乙4)の「性消(危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法)」のうち、「第3石油類」の「一般」の「定義」の一問一答。
主に、「第3石油類」の「定義」について、思わず“ひでえな”と、声が出るような問題を挙げていきます。
「解説」は、下の方にあります。
間違えた人は、復習用に「お気に入り」などに入れて、空き時間に再チェックです。
問1の『第3石油類とは、1気圧において、発火点が70℃以上200℃未満のものを言う。』ですが、「×」です。
「ひっかけ」問題です。
「第3石油類」の定義は、「第3石油類とは、1気圧において、引火点が70℃以上200℃未満」です。
間違っているのは、「発火点」のところです。
正しくは、「引火点」です。
こういう「ひっかけ」に、足を掬われないようにしましょう。
問2の『第3石油類とは、1気圧において、沸点が70℃以上200℃未満のものを言う。』ですが、「×」です。
先と同じような「ひっかけ」です。
間違っているのは、「沸点」のところです。
正しくは、「引火点」です。
焦っていたり疲れていたりすると、間違います。注意してください。
問3の『第3石油類とは、1気圧において、引火点が70℃以上200℃未満のものを言う。』ですが、「○」です。
ようやく、正しい定義の登場です。
選択肢のいうとおり、「第3石油類とは、1気圧において、引火点が70℃以上200℃未満のもの」です。
語句・数字・以上と未満に、最大限の注意を払いましょう。
問4の『第3石油類とは、1気圧において、引火点が70℃超200℃未満のものを言う。』ですが、「×」です。
クソのような「ひっかけ」です。
単位が間違っています。
「70℃超」ではなくて、「70℃“以上”」です。
このあたりは、本当に、丁寧に見ていってください。
なお、いうまでもないですが、「以下」と「未満」とでは、含まれる数字が異なるので、きっちり理解しておいてください。
参考:以下・以上・未満・超える
問5の『第3石油類とは、1気圧において、引火点が70℃以上200℃以下のものを言う。』ですが、「×」です。
これも、単位が違うだけの問題です。
間違っているのは、「200℃以下」のところです。
正しくは、「200℃未満」です。
以上、「第3石油類」の「定義」の一問一答でした。
基礎・基本レベルです。
「定義」を憶えておくと、いろいろ応用が効くので、シッカリ押えてください。