第1石油類 一般 一問一答 定義

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 危険物取扱者 乙種4類(乙4)の「性消(危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法)」のうち、「第1石油類」の「一般」の「定義」の一問一答。

第1石油類

 主に、「第1石油類」の「定義」について、思わず“ひでえな”と、声が出るような問題を挙げていきます。

 「解説」は、下の方にあります。

 間違えた人は、復習用に「お気に入り」などに入れて、空き時間に再チェックです。

問1『第1石油類とは、1気圧において、引火点が20℃未満のものをいう。』

正誤はこちら。

問2『第1石油類とは、1気圧において、引火点が20℃以下のものをいう。』

正誤はこちら。

問3『第1石油類とは、1気圧において、引火点が21℃以下のものをいう。』

正誤はこちら。

問4『第1石油類とは、1気圧において、引火点が21℃未満のものをいう。』

正誤はこちら。

問5『ある危険物を分析したところ、引火点が21℃であることが判明した。よって、第1石油類に分類した。』

正誤はこちら。

解説:問1

 問1の『第1石油類とは、1気圧において、引火点が20℃未満のものをいう。』ですが、「×」です。

 数字を変えた「ひっかけ」問題です。

 「第1石油類」の定義は、「1気圧において、引火点が21℃未満のもの」です。

 間違っているのは、「20℃未満」のところです。

 正しくは、「21℃未満」です。

 なお、いうまでもないですが、「以下」と「未満」とでは、含まれる数字が異なるので、きっちり理解しておいてください。

 参考:以下・以上・未満・超える

解説:問2

 問2の『第1石油類とは、1気圧において、引火点が20℃以下のものをいう。』ですが、「×」です。

 先と同じような「ひっかけ」です。

 数字と語句とを変えただけの問題です。

 間違っているのは、「20℃以下」のところです。

 正しくは、「21℃未満」です。

解説:問3

 問3の『1気圧において、引火点が21℃以下のものをいう。』ですが、「×」です。

 これまた、語句を入れ替えた「ひっかけ」問題です。

 間違っているのは、「以下」のところです。

 正しくは、「未満」です。

 繰り返しますが、「第1石油類とは、1気圧において、引火点が21℃“未満”のもの」です。

解説:問4

 問4の『第1石油類とは、1気圧において、引火点が21℃未満のものをいう。』ですが、「○」です。

 「第1石油類とは、1気圧において、引火点が21℃未満のもの」です。

 よって、正しい記述となります。

 なお、大丈夫と思いますが、「未満」ですので、「21℃」は、該当しません。

 よって、引火点が「21℃」の危険物は、第1石油類に該当しないです。

 んなもんで、第1石油類に該当するのは、引火点が「20℃」までのものとなります。

解説:問5

 問5の『ある危険物を分析したところ、引火点が21℃であることが判明した。よって、第1石油類に分類した。』ですが、「×」です。

 先も見たように、「第1石油類とは、1気圧において、引火点が21℃未満のもの」です。

 「未満」なのですから、「21」は、含まれません。

 参考:以下・以上・未満・超える

 よって、問題の言う「引火点が21℃の危険物」は、第1石油類に該当しません。

 さて、「第2石油類」の定義ですが、「第2石油類とは、1気圧において、引火点が21℃未以上で70℃未満のもの」を言います。

 んなもんで、当該危険物は、第2石油類となります。

総評+補足

 以上、「第1石油類」の「定義」の一問一答でした。

 基礎・基本レベルです。

 「定義」を憶えておくと、いろいろ応用が効くので、シッカリ押えてください。

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