本問は、「標準管理規約‐団地総会」についての問題です。標準管理規約の「団地型」の出題は、あまりないので、解けなくても仕方がないです。「捨て問」でもいいですが、今後の出題に備えて、本問の選択肢くらいは、解けるようになっておきましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢1の「各棟修繕積立金の保管及び運用方法」ですが、「団地総会の決議」が必要です。
「お金」のことなので、「団地総会」で決めるべき、と判断できると思います。
よって、選択肢は、「棟総会ではできない」となります。
選択肢2の「1棟を同一規模の建物に建て替える場合の建替え決議の承認」ですが、「団地総会の決議」が必要です。
まあ、「建替え」という最も大きい決定をするのですから、団地総会の決議が必要と推測できると思います。
よって、選択肢は、「棟総会ではできない」となります。
選択肢3の「各棟の階段及び廊下の補修工事」ですが、「団地総会の決議」が必要です。
おおむね、棟が個々にバラバラに補修するよりも、団地全体で一括して実施する方がコストが抑えられます。
よって、選択肢は、「棟総会ではできない」となります。
選択肢4の「建物の一部が滅失した場合の滅失した棟の共用部分の復旧」ですが、「団地総会の決議」が不用です。
壊れた棟の復旧は、別段、団地全体に重大な影響を及ぼしません。
よって、選択肢は、「棟総会の決議のみで決することができる」となります。
「1」は「できない」です。
「2」は「できない」です。
「3」は「できない」です。
「4」は「決議のみで決することができる」です。
本問は、「決議のみで決することができるものはどれか?」ですので…、
正解:4
…と相なります。
1問:民法‐相続・・・「ふつう」。
2問:民法‐贈与契約・・・「ふつう」。
3問:民法‐不法行為・・・「ふつう」。
4問:民法‐留置権・・・「やや難」。
5問:民法‐保証契約・・・「やや難」。
6問:民法‐同時履行の抗弁権・・・「やや難」。
7問:標管委託契約書‐総合問題1・・・「ふつう」。
8問:標管委託契約書‐総合問題2・・・「ふつう」。
9問:標管委託契約書‐総合問題3・・・「ふつう」。
10問:滞納等・・・「ふつう」。
11問:時効の中断・・・「ふつう」。
12問:標準管理規約‐修繕積立金・・・「ふつう」。
13問:標準管理委託契約書‐管理事務報告・・・「ふつう」。
14問:標準管理規約‐監事・・・「ふつう」。
15問:会計・仕訳1・・・「やや難」。
16問:会計・仕訳2・・・「やや難」。
17問:建築基準法‐共同住宅の共有階段・・・「やや難」。
18問:建築基準法‐用途地域・・・「難」。
19問:建築基準法‐容積率・・・「ふつう」。
20問:特定住宅瑕疵担保責任履行・・・「ふつう」。
21問:マンションの構造・部材・・・「やや難」。
22問:建築士法・・・「難」。
23問:雨水排水設備・・・「ふつう」。
24問:消防用設備・・・「やや難」。
25問:LEDランプ・・・「やや難」。
26問:共用部分の工事・・・「ふつう」。
27問:長期修繕計画作成ガイドライン1・・・「やや難」。
28問:長期修繕計画作成ガイドライン2・・・「やや難」。
29問:標準管理規約‐共用部分の範囲・・・「ふつう」。
30問:標準管理規約‐団地総会・・・「難」。
31問:標準管理規約‐利益相反行為・・・「ふつう」。
32問:標準管理規約‐複合用途型マンション・・・「難」。
33問:標準管理規約‐専有部分の修繕・・・「ふつう」。
34問:標準管理規約‐役員任期・・・「ふつう」。
35問:区分所有法‐罰則・・・「難」。
36問:区分所有法‐専有部分の用途・・・「ふつう」。
37問:区分所有法‐規約別段定め・・・「やや難」。
38問:区分所有法‐管理組合法人・・・「ふつう」。
39問:判例:理事長の解任・・・「やや難」。
40問:品確法・・・「ふつう」。
41問:地震保険・・・「ふつう」。
42問:借地借家法等・・・「ふつう」。
43問:マンション建替円滑化法・・・「ふつう」。
44問:各種法令・・・「ふつう」。
45問:宅建業法・・・「ふつう」。
46問:マンション管理適正化指針・・・「ふつう」。
47問:適正化法‐財産分別管理・・・「ふつう」。
48問:適正化法‐重要事項の説明・・・「ふつう」。
49問:適正化法‐管理事務の報告・・・「ふつう」。
50問:適正化法‐業者登録・・・「ふつう」。
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