本問は、「長期修繕計画作成ガイドライン」についての出題です。語句の定義が問われています。これまで、ほとんど出題実績のなかった論点なので、できなくても仕方がないです。ただ、今後の出題も考えられるので、本問は解けるように、復習しておいてください。テキストも、一読しておきましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
こういう「未知の問題」は、「勘」を働かせて、解きましょう。
(なんか変だな)くらいの直感が、よく当たります。
「できなくて当然」なので、肩の力を抜いて、選択肢に当たってください。
選択肢1の「推定修繕工事とは、長期修繕計画において、計画期間内に見込まれる修繕工事及び改修工事をいう。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
テキストに載ってないかもですが、ここで、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「適切」となります。
選択肢2の「修繕積立金とは、計画修繕工事に要する費用に充当するための積立金をいう。」ですが、正しい記述です。
「修繕積立金」は、標準管理規約等での頻出用語なので、大丈夫でしょう。
よって、選択肢は、「適切」となります。
選択肢3の「計画修繕工事とは、長期修繕計画に基づいて計画的に実施する修繕工事及び改修工事をいう。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
テキストに載ってないかもですが、ここで、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「適切」となります。
選択肢4の「大規模修繕工事とは、建物の全体又は複数の主要構造部について、計画修繕工事とは別に実施される、大規模な修繕工事及び改修工事をいう。」ですが、誤った記述です。
「大規模修繕工事」とは、「建物の全体又は複数の部位について行う大規模な計画修繕工事」をいいます。
選択肢の文言に、目を凝らしてみると、「計画修繕工事とは別に実施される」のところが変だな、と気づくはずです。
(わざわざ、別に実施しなくていいんでないの?)的な感じで、当該選択肢を選べるかと思います。
よって、選択肢は、「不適切」となります。
「1」は「適切」です。
「2」は「適切」です。
「3」は「適切」です。
「4」は「不適切」です。
本問は、「不適切なものはどれか?」ですので…、
正解:4
…と相なります。
1問:民法‐相続・・・「ふつう」。
2問:民法‐贈与契約・・・「ふつう」。
3問:民法‐不法行為・・・「ふつう」。
4問:民法‐留置権・・・「やや難」。
5問:民法‐保証契約・・・「やや難」。
6問:民法‐同時履行の抗弁権・・・「やや難」。
7問:標管委託契約書‐総合問題1・・・「ふつう」。
8問:標管委託契約書‐総合問題2・・・「ふつう」。
9問:標管委託契約書‐総合問題3・・・「ふつう」。
10問:滞納等・・・「ふつう」。
11問:時効の中断・・・「ふつう」。
12問:標準管理規約‐修繕積立金・・・「ふつう」。
13問:標準管理委託契約書‐管理事務報告・・・「ふつう」。
14問:標準管理規約‐監事・・・「ふつう」。
15問:会計・仕訳1・・・「やや難」。
16問:会計・仕訳2・・・「やや難」。
17問:建築基準法‐共同住宅の共有階段・・・「やや難」。
18問:建築基準法‐用途地域・・・「難」。
19問:建築基準法‐容積率・・・「ふつう」。
20問:特定住宅瑕疵担保責任履行・・・「ふつう」。
21問:マンションの構造・部材・・・「やや難」。
22問:建築士法・・・「難」。
23問:雨水排水設備・・・「ふつう」。
24問:消防用設備・・・「やや難」。
25問:LEDランプ・・・「やや難」。
26問:共用部分の工事・・・「ふつう」。
27問:長期修繕計画作成ガイドライン1・・・「やや難」。
28問:長期修繕計画作成ガイドライン2・・・「やや難」。
29問:標準管理規約‐共用部分の範囲・・・「ふつう」。
30問:標準管理規約‐団地総会・・・「難」。
31問:標準管理規約‐利益相反行為・・・「ふつう」。
32問:標準管理規約‐複合用途型マンション・・・「難」。
33問:標準管理規約‐専有部分の修繕・・・「ふつう」。
34問:標準管理規約‐役員任期・・・「ふつう」。
35問:区分所有法‐罰則・・・「難」。
36問:区分所有法‐専有部分の用途・・・「ふつう」。
37問:区分所有法‐規約別段定め・・・「やや難」。
38問:区分所有法‐管理組合法人・・・「ふつう」。
39問:判例:理事長の解任・・・「やや難」。
40問:品確法・・・「ふつう」。
41問:地震保険・・・「ふつう」。
42問:借地借家法等・・・「ふつう」。
43問:マンション建替円滑化法・・・「ふつう」。
44問:各種法令・・・「ふつう」。
45問:宅建業法・・・「ふつう」。
46問:マンション管理適正化指針・・・「ふつう」。
47問:適正化法‐財産分別管理・・・「ふつう」。
48問:適正化法‐重要事項の説明・・・「ふつう」。
49問:適正化法‐管理事務の報告・・・「ふつう」。
50問:適正化法‐業者登録・・・「ふつう」。
使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、
過去問には、「管理業務主任者 項目別過去7年問題集」を使えば、支障ありません。
予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。
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苦手な人の多い「会計・仕訳問題」ですが、テキストの数ページで理解は不可能です。
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