平成28年度(2016年度)管理業務主任者の過去問+解説インデックス

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 平成28年度(2016年度)管理業務主任者の過去問+解説。公式の過去問には解説がないので選択肢ごとに解説を付与します。本ページはガイダンスとインデックスのページです。そのほか、難問リストや、良問をリスト化しています。

合格率とガイダンス

 平成28年度(2016年度)の管理業務主任者は、出願者数が「20,255人」で、受験者数は「16,952人」で、合格者数が「3,816人」で、合格率は「22.5」と、相なりました。

 合格基準点は、『35点』です。

 なお、前年の合格率は「23.8%」で、合格基準点は『34点』でした。

 んなもんで、“ほぼ例年通り”といった塩梅で、テキストと過去問とをまじめに消化していれば、穏当に合格点は取れたように思います。

 今後も、「テキストを3回精読し、過去問題集を3回解く」をやっていれば、まず、合格できるはずです。

 なお、過去問の解説ですが、改定には対応していないので、(アレ?!)となったら、テキストの最新記述に、従ってください。

難問一覧

 毎年の傾向ですが、「建築・設備維持」にて、難問が3~4問以上、出てきます。

 そして、「区分所有法・標準管理規約」で、難問が1~2問ほど、出題される傾向があります。

 当該年度は、難問がそうありませんが、それだけ、他の問題にて、手ごわいものが出ています。

 テキストにまったく記載のない出題もあるので、本試験でこの種の『解きようのない問題』に遭遇したら、「捨て問」とします。

 過去問演習においては、「選択肢の使いまわし」対策として、一応は、解けるようになっておきましょう。

 H28での難問は…、

 20問:防水・・・「やや難」。

 21問:水質基準・・・「難」。

 31問:標準管理規約‐書類閲覧・・・「難」。

 …といった次第です。

 傾向把握の一環として、ご利用ください。

 他の問題は、テキストと過去問を消化していれば、「ふつう」に正解できる難易度です。

 それでは、以下に、H28の本試験問題を挙げていきます。

H28過去問一覧

 1問:民法‐行為能力・・・「ふつう」。

 2問:民法‐代理・・・「ふつう」。

 3問:民法‐時効・・・「ふつう」。

 4問:民法‐共有・・・「ふつう」。

 5問:民法‐請負・・・「ふつう」。

 6問:民法‐相続・・・「ふつう」。

 7問:標管委託契約書‐総合・・・「ふつう」。

 8問:標管委託契約書‐総合・・・「ふつう」。

 9問:標管委託契約書‐各論・・・「ふつう」。

 10問:管理費滞納・・・「ふつう」。

 11問:管理費滞納・・・「ふつう」。

 12問:標準管理規約‐費用負担・・・「ふつう」。

 13問:標準管理規約‐会計・・・「ふつう」。

 14問:会計・仕訳・・・「ふつう」。

 15問:会計・仕訳・・・「ふつう」。

 16問:税務・・・「ふつう」。

 17問:建築基準法‐建蔽率等・・・「ふつう」。

 18問:建築基準法‐廊下階段・・・「ふつう」。

 19問:エレベーター・・・「ふつう」。

 20問:防水・・・「やや難」。

 21問:水質基準・・・「難」。

 22問:消防用設備・・・「ふつう」。

 23問:耐震診断・・・「ふつう」。

 24問:住宅性能表示制度・・・「ふつう」。

 25問:安全点検・・・「ふつう」。

 26問:消防法・・・「ふつう」。

 27問:排水設備・・・「ふつう」。

 28問:サッシ・・・「ふつう」。

 29問:標準管理規約‐専用使用部分・・・「ふつう」。

 30問:標準管理規約‐役員・・・「ふつう」。

 31問:標準管理規約‐書類閲覧・・・「難」。

 32問:標準管理規約‐専有部分・・・「ふつう」。

 33問:区分所有法‐規約・・・「ふつう」。

 34問:区分所有法‐専有部分等・・・「ふつう」。

 35問:区分所有法‐立入・・・「ふつう」。

 36問:区分所有法‐管理組合・・・「ふつう」。

 37問:区分所有法‐保存行為・・・「ふつう」。

 38問:区分所有法‐占有者・・・「ふつう」。

 39問:区分所有法‐判例・・・「ふつう」。

 40問:借家・・・「ふつう」。

 41問:瑕疵担保責任・・・「ふつう」。

 42問:消費者契約法・・・「ふつう」。

 43問:不動産登記法・・・「ふつう」。

 44問:各種法令・・・「ふつう」。

 45問:宅建業法・・・「ふつう」。

 46問:適正化法‐指針・・・「ふつう」。

 47問:適正化法‐管理業・・・「ふつう」。

 48問:適正化法‐事務報告・・・「ふつう」。

 49問:適正化法‐分別管理・・・「難」。

 50問:適正化法‐重要事項説明・・・「ふつう」。

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、

 テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、

 過去問には、「管理業務主任者 項目別過去7年問題集」を使えば、支障ありません。

 予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。

民法入門

 民法が苦手で苦手で仕方のない人は、読書で凌ぎます。

 お勧めの入門本は、「弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業」と「民法はおもしろい」です。

会計・仕訳問題

 苦手な人の多い「会計・仕訳問題」ですが、テキストの数ページで理解は不可能です。

 時間があるなら、いっそのこと、簿記3級で勉強します。100%取れるようになります。簿記3級は、2週間あればマスターできます。

 独学向けの教材は、テキストと問題集が一緒になった「スッキリわかる 日商簿記3級」で勉強すれば、まず間違いなく「1点」取れるようになります。

PDF過去問演習

 また、公式の過去問は、PDFで配布されています。過去問演習は、「タブレット」が便利です。もってない人は、受験を機に、アマゾンの「Fire HD」を推奨します。最優秀のコスパです。

管理業務主任者のこまごましたもの

 管理業務主任者に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。

 興味のある方は、「管理業務主任者:ブログ記事」をばご参考ください。

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