108問‐関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県) 令和2年度(2020年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「再審査制度」についての問題です。これまででほとんど問われなかった論点です。初見の人が多いはずです。できなくても仕方ありません。今後の出題に備えて、チェックだけはしておきましょう。

108問‐再審査制度

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説a

 「a」は、「製造販売業者」が入ります。

 承認後の調査が求められるのは、「製造販売業者等」です。

 もう片方の「医薬品PLセンター」ですが、「医薬品副作用被害救済制度の対象とならないケースのうち、製品不良など、製薬企業に損害賠償責任がある場合」に、相談するところです。

解説b

 「b」は、「厚生労働大臣」です。

 後に「承認時に定める」とあるので、当該承認を誰がしそうかを考えれば、答えを選べると思います。

 もう片方の「日本製薬団体連合会」ですが、先の「医薬品PLセンター」が設けられているところです。

解説c

 これは、数字問題なので、知らないと解きようがありません。

 「c」は「概ね8年で10年を超えない範囲」です。

 テキストで確認しておきましょう。

 「適正使用の数字」も、一読願います。

補足

 登録販売者も、年々「難化」しており、ふつうの「資格試験」っぽくなってきました。

 「資格試験」の鉄則ですが、「過去問を甘く見ない」です。

 過去問は、「使い回し」の可能性が高いのです。

 手前勝手に、(こんなん、もう出ないわ)などと考えず、過去問にある以上は、解けるようになっておきましょう。

答え

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:添付文書・・・「ふつう」。

 102問:添付文書‐使用上の注意・・・「ふつう」。

 103問:高齢者・・・「ふつう」。

 104問:保管・取扱い・・・「ふつう」。

 105問:使用期限・・・「ふつう」。

 106問:厚生労働省情報提供・・・「ふつう」。

 107問:副作用等の報告・・・「ふつう」。

 108問:再審査制度・・・「ふつう」。

 109問:副作用等報告の患者情報・・・「ふつう」。

 110問:医薬品副作用被害救済制度1・・・「ふつう」。

 111問:医薬品副作用被害救済制度2・・・「ふつう」。

 112問:医薬品PLセンター・・・「ふつう」。

 113問:一般用医薬品の安全対策・・・「ふつう」。

 114問:啓発活動・・・「ふつう」。

 115問:使用(服用)しないこと・・・「ふつう」。

 116問:乗物又は機械類の運転操作をしないこと・・・「ふつう」。

 117問:長期連用しないこと‐アルミニウム脳症及びアルミニウム骨症・・・「ふつう」。

 118問:乗り物・機械類の運転操作をしないこと・・・「ふつう」。

 119問:相談すること‐全般・・・「ふつう」。

 120問:相談すること‐次の診断を受けた人・・・「やや難」。

R2 関西広域連合 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・R1 関西広域連合 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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