本問は、「厚生労働省情報提供」の問題です。新傾向の問題で、とっつきにくいものがあります。しかし、問われていることは、お馴染みのものなので、最終解答は導けるように思います。
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難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「緊急安全性情報」ですが、「緊急かつ重大な注意喚起や使用制限に係る対策が必要な状況」に、発せられるものです。
んで、厚生労働省以外に、「製造販売業者の自主決定等に基づいて作成される」こともあります。
本問では、「厚生労働省」と、限定されているので、「1」ではないことがわかります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「安全性速報」ですが、「迅速な注意喚起や適正使用のための対応の注意喚起が必要な状況にある場合」に、発せられます。
また、「製造販売業者の自主決定等に基づいて作成される」ので、この点で、該当しないことがわかります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「医薬品等回収関連情報」ですが、手引きの「巻末資料」に出てくる文言です。
字面の「回収」からして、違うなーと判断できると思います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「患者向医薬品ガイド」ですが、「総合機構ホームページ」の記載事項です。
「医薬品」と限定されているため、問題文にある「医療機器等」が省かれそうなことから、違うなーと判断できるかと思います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢5の「医薬品・医療機器等安全性情報」ですが、手引きによると…、
『厚生労働省においては、医薬品(一般用医薬品を含む)、医療機器等による重要な副作用、不具合等に関する情報をとりまとめ、』
『「医薬品・医療機器等安全性情報」として、広く医薬関係者向けに情報提供を行っている。』
『その内容としては、医薬品の安全性に関する解説記事や、使用上の注意の改訂内容、主な対象品目、参考文献(重要な副作用等に関する改訂については、その根拠となった症例の概要も紹介)等が掲載されている。』
…とあります。
「厚生労働省…行っている」とあるので、選択肢は、「正」となります。
まあ、選択肢の1~4が違うので、その消去法でも、選べるかと思います。
正解:5
101問:添付文書・・・「ふつう」。
102問:添付文書‐使用上の注意・・・「ふつう」。
103問:高齢者・・・「ふつう」。
104問:保管・取扱い・・・「ふつう」。
105問:使用期限・・・「ふつう」。
106問:厚生労働省情報提供・・・「ふつう」。
107問:副作用等の報告・・・「ふつう」。
108問:再審査制度・・・「ふつう」。
109問:副作用等報告の患者情報・・・「ふつう」。
110問:医薬品副作用被害救済制度1・・・「ふつう」。
111問:医薬品副作用被害救済制度2・・・「ふつう」。
112問:医薬品PLセンター・・・「ふつう」。
113問:一般用医薬品の安全対策・・・「ふつう」。
114問:啓発活動・・・「ふつう」。
115問:使用(服用)しないこと・・・「ふつう」。
116問:乗物又は機械類の運転操作をしないこと・・・「ふつう」。
117問:長期連用しないこと‐アルミニウム脳症及びアルミニウム骨症・・・「ふつう」。
118問:乗り物・機械類の運転操作をしないこと・・・「ふつう」。
119問:相談すること‐全般・・・「ふつう」。
120問:相談すること‐次の診断を受けた人・・・「やや難」。
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