本問は、「一般用医薬品の安全対策」についての問題です。選択肢の1つがクソで、最終解答は、最終的に運否天賦となります。こういう「クソ選択肢」は、無視していいです。ポイントだけ押えて、選択肢が判別できていたら、それでOKです。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「難」です。
選択肢aの「アミノピリン等が配合されたアンプル入りかぜ薬による重篤な副作用で死亡例が発生したことから、厚生省(当時)より製薬企業に対し、該当製品の回収の要請がされた。」ですが、正しい記述です。
「アンプル入りかぜ薬」の著名な副作用です。
テキストの該当ページは、何回も読んでおきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「小柴胡湯による間質性肺炎によって、死亡を含む重篤な事例が起きたため、厚生省(当時)が、医薬関係者に緊急安全性情報を配布した。」ですが、誤った記述です。
クソのような設問です。
確かに、緊急安全性情報が配布されましたが、その対象は、「関係製薬企業」でした。
間違っているのは、「医薬関係者」のところです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
個人的には、「悪問」だと思います。こんなん、できなくていいです。
枝葉末節は無視して、要点をチェックだけしておきましょう。
選択肢cの「一般用かぜ薬の使用によると疑われる間質性肺炎が報告されたため、厚生労働省は、一般用かぜ薬全般について、使用上の注意の改訂を指示した。」ですが、正しい記述です。
選択肢のように、一般用かぜ薬によって、間質性肺炎が起きています。
よって、使用上の注意の改訂が行われています。
選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)含有医薬品について、女性が食欲抑制剤として使用した場合に、出血性脳卒中の発生リスクとの関連性が高いとの報告がなされ、米国食品医薬品庁(FDA)からは、米国内におけるPPA含有医薬品の自主的な販売中止が要請された。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
ついでに、「プソイドエフェドリン塩酸塩(PSE)等への速やかな切替え指示」も、押えましょう。これも、ガチで出ます。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
101問:添付文書・・・「ふつう」。
102問:添付文書‐使用上の注意・・・「ふつう」。
103問:高齢者・・・「ふつう」。
104問:保管・取扱い・・・「ふつう」。
105問:使用期限・・・「ふつう」。
106問:厚生労働省情報提供・・・「ふつう」。
107問:副作用等の報告・・・「ふつう」。
108問:再審査制度・・・「ふつう」。
109問:副作用等報告の患者情報・・・「ふつう」。
110問:医薬品副作用被害救済制度1・・・「ふつう」。
111問:医薬品副作用被害救済制度2・・・「ふつう」。
112問:医薬品PLセンター・・・「ふつう」。
113問:一般用医薬品の安全対策・・・「ふつう」。
114問:啓発活動・・・「ふつう」。
115問:使用(服用)しないこと・・・「ふつう」。
116問:乗物又は機械類の運転操作をしないこと・・・「ふつう」。
117問:長期連用しないこと‐アルミニウム脳症及びアルミニウム骨症・・・「ふつう」。
118問:乗り物・機械類の運転操作をしないこと・・・「ふつう」。
119問:相談すること‐全般・・・「ふつう」。
120問:相談すること‐次の診断を受けた人・・・「やや難」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする