本問は、「薬害:スモン訴訟」についての出題です。基礎知識では、ほぼ毎回出題される内容なので、テキストの精読は必須です。選択肢を1つとして、落とさないようにしましょう。難易度は「ふつう」です。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
「スモン訴訟」ですが、まとめ記事があります。
「スモン・スモン訴訟のポイントまとめ」も、一読してみてください。
選択肢aの「スモン訴訟とは、催眠鎮静剤として販売されていたキノホルム製剤を使用したことにより、亜急性脊髄視神経症に罹り患したことによる損害賠償訴訟である。」
間違っているのは、「催眠鎮静剤」のところです。
正しくは、「整腸剤」です。
ド級の定番事項なので、ガチ暗記です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「スモンはその症状として、初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じ、次第に下半身の痺れや脱力、歩行困難等が現れる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「スモン訴訟は国及び製薬企業を被告として提訴されたが、早期救済のために、各地の地裁及び高裁で和解が勧められ、1979年に全面和解が成立した。」ですが、正しい記述です。
被告は、「国及び製薬企業」です。
また、和解しています。
このあたりも出るようになっているので、チェックが必要です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「スモン訴訟等を契機として、医薬品副作用被害救済制度が創設された。」ですが、正しい記述です。
「制度創設」は、ド級の論点です。
先に挙げた「スモン・スモン訴訟のポイントまとめ」でも、強調していますが、訴訟を契機に創設された制度は、特A級の頻出論点なので、ガチ暗記してください。
選択肢のいうように、「医薬品副作用被害救済制度は、サリドマイド訴訟やスモン訴訟等を契機として創設」されました。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
先の組み合わせを探せば、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
1問:医薬品本質1・・・「ふつう」。
2問:医薬品本質2・・・「ふつう」。
3問:医薬品のリスク評価・・・「ふつう」。
4問:健康食品・・・「ふつう」。
5問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。
6問:アレルギー・・・「ふつう」。
7問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。
8問:医薬品の適正使用・・・「ふつう」。
9問:相互作用・・・「ふつう」。
10問:小児と医薬品・・・「ふつう」。
11問:高齢者と医薬品・・・「ふつう」。
12問:妊婦・授乳婦と医薬品・・・「ふつう」。
13問:プラセボ効果(偽薬効果)・・・「ふつう」。
14問:医薬品の品質・・・「ふつう」。
15問:一般用医薬品の定義・・・「ふつう」。
16問:販売時コミュニケーション・・・「ふつう」。
17問:薬害:サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。
18問:薬害:スモン訴訟・・・「ふつう」。
19問:薬害:HIV訴訟・・・「ふつう」。
20問:薬害:HIV訴訟・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
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