2問‐関西広域連合（滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県） 令和2年度（2020年度）過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　第2問は、「医薬品の本質」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。ぜひとも、正解してください。

2問‐医薬品の本質

　

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　どの選択肢も、基礎・基本ばかりなので、解答に苦しむことはないともいます。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢a

　選択肢aの「一般用医薬品の保健衛生上のリスクは、医療用医薬品と同等であると考えられている。」ですが、誤った記述です。

　「医療用医薬品」の方が、言い方はアレですが、“キツイ”薬です。

　だからこそ、それは、市販されていないわけです。

　対して、一般用医薬品は、市販されてますが、相対的に、リスクが低いからです。

　医療用医薬品のリスクは、一般用医薬品より高く、選択肢のように、同等とはいえません。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

　選択肢bの「医薬品は、人の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること、又は人の身体の構造や機能に影響を及ぼすことを目的とする生命関連製品である。 」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

　選択肢cの「人体に使用されない医薬品は、人の健康に影響を与えることはない。 」ですが、誤った記述です。

　「医薬品」に、殺虫剤があることを思い浮かべれば、間違っていると判断できます。

　殺虫剤は、人体に直接使用されませんが、人の健康が影響を受けるのは明白です。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

　選択肢dの「医薬品が人体に及ぼす作用は、複雑、かつ、多岐に渡り、好ましくない反応（副作用）を生じる場合もある。」ですが、正しい記述です。

　薬の歴史は、副作用の歴史です。

　難しく考えず、判断しましょう。

　よって、選択肢は、「正」となります。

　なお、「基本知識」では、選択肢のような、“教科書的なもの”は、たいてい「○」である事が多いです。

答え

　「a」は「誤」です。

　「b」は「正」です。

　「c」は「誤」です。

　「d」は「正」です。

　正しい組み合わせを探せば…、

　正解：3

　もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

　>>> 次の問題へ。

基本知識

　1問：医薬品本質1・・・「ふつう」。

　2問：医薬品本質2・・・「ふつう」。

　3問：医薬品のリスク評価・・・「ふつう」。

　4問：健康食品・・・「ふつう」。

　5問：医薬品の副作用・・・「ふつう」。

　6問：アレルギー・・・「ふつう」。

　7問：医薬品の副作用・・・「ふつう」。

　8問：医薬品の適正使用・・・「ふつう」。

　9問：相互作用・・・「ふつう」。

　10問：小児と医薬品・・・「ふつう」。

　11問：高齢者と医薬品・・・「ふつう」。

　12問：妊婦・授乳婦と医薬品・・・「ふつう」。

　13問：プラセボ効果（偽薬効果）・・・「ふつう」。

　14問：医薬品の品質・・・「ふつう」。

　15問：一般用医薬品の定義・・・「ふつう」。

　16問：販売時コミュニケーション・・・「ふつう」。

　17問：薬害：サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。

　18問：薬害：スモン訴訟・・・「ふつう」。

　19問：薬害：HIV訴訟・・・「ふつう」。

　20問：薬害：HIV訴訟・・・「ふつう」。

R2 関西広域連合 科目別

　弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

　・R1 関西広域連合 ガイダンス

　・医薬品に共通する特性と基本的な知識（第1～第20問）

　・主な医薬品とその作用（第21～第60問）

　・人体の働きと医薬品（第61～第80問）

　・薬事に関する法規と制度（第81～第100問）

　・医薬品の適正使用と安全対策（第101問～第120問）

独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

　興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。

　そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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