10問‐関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県) 令和2年度(2020年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「小児医薬品」の一般問題です。どの選択肢も、基礎・基本問題なので、テキストを精読し、過去問を解いていれば、穏当に正解できるはずです。難易度は「ふつう」です。

10問‐小児医薬品

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品の使用上の注意において、小児という場合には、おおよその目安として、7歳以上18歳未満をいう。」ですが、誤った記述です。

 楽勝の選択肢です。

 小児は、7歳以上15歳未満のものをいいます。

 参考:高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「小児は、大人と比べて血液脳関門が未発達であるため、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しにくい。」ですが、誤った記述です。

 「逆」です。

 「達しやすい」です。だから、小児の服薬は、注意しないといけないのです。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が相対的に高い。 」ですが、正しい記述です。

 よく出ます。

 「小児は腸が“長く”、吸収率が相対的に“高い”」は、ガチ暗記です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「乳児は状態が急変しやすく、一般用医薬品の使用の適否が見極めにくいため、基本的には医師の診療を受けることが優先される。」ですが、正しい記述です。

 乳児の常識です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 これらの組み合わせを探せば、

 正解:4

 >>> 次の問題へ。

基本知識

 1問:医薬品本質1・・・「ふつう」。

 2問:医薬品本質2・・・「ふつう」。

 3問:医薬品のリスク評価・・・「ふつう」。

 4問:健康食品・・・「ふつう」。

 5問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。

 6問:アレルギー・・・「ふつう」。

 7問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。

 8問:医薬品の適正使用・・・「ふつう」。

 9問:相互作用・・・「ふつう」。

 10問:小児と医薬品・・・「ふつう」。

 11問:高齢者と医薬品・・・「ふつう」。

 12問:妊婦・授乳婦と医薬品・・・「ふつう」。

 13問:プラセボ効果(偽薬効果)・・・「ふつう」。

 14問:医薬品の品質・・・「ふつう」。

 15問:一般用医薬品の定義・・・「ふつう」。

 16問:販売時コミュニケーション・・・「ふつう」。

 17問:薬害:サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。

 18問:薬害:スモン訴訟・・・「ふつう」。

 19問:薬害:HIV訴訟・・・「ふつう」。

 20問:薬害:HIV訴訟・・・「ふつう」。

R2 関西広域連合 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・R1 関西広域連合 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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