本問は、「高齢者医薬品」に関する問題です。選択肢はすべて基礎・基本的なものばかりなので、きちんとテキストを読んでいれば、解けるはずです。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「高齢者の基礎体力や生理機能の衰えの度合いは個人差が大きく、年齢のみから若年時と比べて一概にどの程度副作用を生じるリスクが増大しているかを判断することは難しい。」ですが、正しい記述です。
選択肢のいうように、「年齢」だけで、リスクは評価できません。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「高齢者は、細かい文字が見えづらく、添付文書や製品表示の記載を読み取るのが難しい場合等があり、情報提供や相談対応において特段の配慮が必要となる。」ですが、正しい記述です。
常識的に、判断しましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「高齢者は、特に、肝臓や腎臓の機能が低下していると医薬品の作用が強く現れやすく、若年時と比べて副作用を生じるリスクが高くなる。」ですが、正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「一般用医薬品は作用が比較的穏やかであり、高齢者が複数の医薬品を長期間使用しても副作用を生じるリスクは低い」ですが、誤った記述です。
全部ダメです。
一般用医薬品の作用は、「比較的穏やか」とはいえません。
高齢者のみならず、誰であっても、複数の一般用医薬品を長期間使用すれば、当然、副作用を生じるリスクが高まります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
正しい組み合わせは…、
正解:3
1問:医薬品本質1・・・「ふつう」。
2問:医薬品本質2・・・「ふつう」。
3問:医薬品のリスク評価・・・「ふつう」。
4問:健康食品・・・「ふつう」。
5問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。
6問:アレルギー・・・「ふつう」。
7問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。
8問:医薬品の適正使用・・・「ふつう」。
9問:相互作用・・・「ふつう」。
10問:小児と医薬品・・・「ふつう」。
11問:高齢者と医薬品・・・「ふつう」。
12問:妊婦・授乳婦と医薬品・・・「ふつう」。
13問:プラセボ効果(偽薬効果)・・・「ふつう」。
14問:医薬品の品質・・・「ふつう」。
15問:一般用医薬品の定義・・・「ふつう」。
16問:販売時コミュニケーション・・・「ふつう」。
17問:薬害:サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。
18問:薬害:スモン訴訟・・・「ふつう」。
19問:薬害:HIV訴訟・・・「ふつう」。
20問:薬害:HIV訴訟・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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