3問‐関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県) 令和2年度(2020年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「医薬品のリスク評価」の問題です。2つほど、テキスト範囲外の選択肢があって、難しく見えますが、実は、基本的な知識で解ける問題です。出題者のブラフに引っかからないようにしましょう。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

3問‐医薬品のリスク評価

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 得点とすべき問題です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品は、少量の投与でも発がん作用、胎児毒性や組織・臓器の機能不全を生じる場合がある。」ですが、正しい記述です。

 選択肢のようなリスクは、可能性として「ゼロ」といえない以上、「ある」と、いわざるを得ません。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 テキストや手引きでは見られない、小難しい内容の選択肢ですが、設問は、出題者の「ブラフ(はったり)」かと思われます。

 難しく考えず、解答しましょう。

選択肢b

 選択肢bの「動物実験により求められる50%有効量は、薬物の毒性の指標として用いられる。」ですが、誤った記述です。

 Bは、超絶基本問題です。

 間違っているのは、「50%有効量」のところです。

 正しくは、「50%致死量」です。

 薬物の毒性の指標は、「薬物の毒性の指標」は、「50%致死量(LD50)」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 「医薬品のリスク評価の「用量・反応」の語呂合わせ」も、参考にしてください。

選択肢c

 選択肢cの「新規に開発される医薬品のリスク評価は、医薬品毒性試験法ガイドラインに沿って、反復投与毒性試験や生殖・発生毒性試験などの毒性試験が厳格に実施されている。」ですが、正しい記述です。

 設問も、「ブラフ(はったり)」の選択肢です。

 常識的に考えれば、そういうこともあるかもね、程度の判断がつくかと思います。

 当該設問も、テキストや手引きでは見られない記述ですが、こういう“教科書的な表現”は、たいがい「○」です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「医薬品は、治療量上限を超えると、効果よりも有害反応が強く発現する「最小致死量」となり、「中毒量」を経て、「致死量」に至る。」ですが、誤った記述です。

 ド定番の論点です。

 毒性の順番は、弱い方から、「無作用量→最小有効量→治療量→中毒量→最小致死量→致死量」となります。

 選択肢は、「最小致死量」と「中毒量」とが逆になっています。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 先に挙げた、「医薬品のリスク評価の「用量・反応」の語呂合わせ」も、参考にしてください。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 正しい組み合わせを探せば・・・、

 正解:2

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

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基本知識

 1問:医薬品本質1・・・「ふつう」。

 2問:医薬品本質2・・・「ふつう」。

 3問:医薬品のリスク評価・・・「ふつう」。

 4問:健康食品・・・「ふつう」。

 5問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。

 6問:アレルギー・・・「ふつう」。

 7問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。

 8問:医薬品の適正使用・・・「ふつう」。

 9問:相互作用・・・「ふつう」。

 10問:小児と医薬品・・・「ふつう」。

 11問:高齢者と医薬品・・・「ふつう」。

 12問:妊婦・授乳婦と医薬品・・・「ふつう」。

 13問:プラセボ効果(偽薬効果)・・・「ふつう」。

 14問:医薬品の品質・・・「ふつう」。

 15問:一般用医薬品の定義・・・「ふつう」。

 16問:販売時コミュニケーション・・・「ふつう」。

 17問:薬害:サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。

 18問:薬害:スモン訴訟・・・「ふつう」。

 19問:薬害:HIV訴訟・・・「ふつう」。

 20問:薬害:HIV訴訟・・・「ふつう」。

R2 関西広域連合 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・R1 関西広域連合 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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