14問‐関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県) R1年度(2019年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、医薬品の品質についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

14問‐

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 選択肢「a」の「品質が承認された基準に適合しない医薬品や、その全部又は一部が変質・変敗した物質から成っている医薬品は、販売等が禁止されている。」ですが、正しい記述です。

 常識的に、判別しましょう。当然ですね。

 よって、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説:b

 bの「医薬品は、高い水準で均一な品質が保証されており、保管・陳列時に配慮は必要ない。」ですが、誤った記述です。

 保管・陳列にも、配慮すべきです。

 特に、高温や多湿、光(紫外線)、配偶者等には、注意が必要です。

 よって、選択肢の「b」は、「誤」と相なります。

解説:c

 cの「一般用医薬品は、家庭における常備薬として購入されることも多いことから、使用期限から十分な余裕をもって販売等がなされることが重要である。」ですが、正しい記述です。

 その通りです。

 よって、選択肢の「c」は、「正」と相なります。

解説:d

 「医薬品の外箱等に表示されている「使用期限」は、開封された後も、記載されている期日まで品質が保証されるものである。」ですが、誤った記述です。

 定番論点です。

 「使用期限」は、「開封“前”」のものです。

 よって、「d」は「誤」です。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 先の組み合わせを探せば、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

基本知識

 1問:医薬品本質・・・「ふつう」。

 2問:医薬品のリスク評価・・・「ふつう」。

 3問:医薬品本質・・・「ふつう」。

 4問:健康食品・・・「ふつう」。

 5問:アレルギー・・・「ふつう」。

 6問:一般用医薬品・・・「ふつう」。

 7問:不適正使用・有害事象・・・「ふつう」。

 8問:相互作用・・・「ふつう」。

 9問:医薬品と食品・・・「ふつう」。

 10問:小児医薬品・・・「ふつう」。

 11問:高齢者・・・「ふつう」。

 12問:妊婦・授乳婦・・・「ふつう」。

 13問:プラセボ効果(偽薬効果)・・・「ふつう」。

 14問:医薬品の品質・・・「ふつう」。

 15問:一般用医薬品の役割・・・「ふつう」。

 16問:販売時コミュニケーション・・・「ふつう」。

 17問:登録販売者の確認ポイント・・・「ふつう」。

 18問:薬害:サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。

 19問:薬害:スモン訴訟・・・「ふつう」。

 20問:薬害:HIV訴訟・・・「ふつう」。

R1 関西広域連合 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・R1 関西広域連合 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '23年版 (2023年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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