本問は、健康食品についての基本問題です。どの選択肢も、よく問われる論点なので、テキストを精読して、正確に押えておきましょう。難易度は「ふつう」です。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
定番の語句の定義が問われています。
法令でも出るので、シッカリ整理して憶えましょう。
選択肢aの「特定保健用食品は、「特定の保健機能の表示」が許可されている。」ですが、正しい記述です。
特定保健用食品のそのまんまの定義です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」です。
選択肢bの「近年、セルフメディケーションへの関心が高まるとともに、健康補助食品(いわゆるサプリメント)などが健康推進・増進を目的として広く国民に使用されるようになった。」ですが、正しい記述です。
ドラッグストア等には、サプリメントが所狭しと売られていますね。
よって、選択肢は、「正」です。
選択肢cの「栄養機能食品は、各種ビタミンの「栄養機能の表示」ができない。」ですが、誤った記述です。
「栄養機能の表示」ができるのが、「栄養機能食品」です。
実物を元に、憶えていきましょう。
amazon参考:栄養機能食品
よって、選択肢は、「誤」です。
「機能性表示食品は、疾病に罹患している者の健康の増進に役立つ旨又は適する旨を表示するものである。」ですが、誤った記述です。
少し、応用の効いた問題です。
間違っているのは、「疾病に罹患して“いる”者」のところです。
機能性表示食品は、疾病に罹患して“いない”者が対象です。
機能性表示食品には、「おなかの調子を整えます」「脂肪の吸収をおだやかにします」などの表記があります。
amazon参考:機能性表示食品
なお、疾病に罹患している者(病者)を対象とするのは、「特別用途食品」です。
amazon参考:特別用途食品
よって、選択肢は、「誤」です。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
これらの組み合わせを探せば…、
正解:3
もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。
1問:医薬品本質・・・「ふつう」。
2問:医薬品のリスク評価・・・「ふつう」。
3問:医薬品本質・・・「ふつう」。
4問:健康食品・・・「ふつう」。
5問:アレルギー・・・「ふつう」。
6問:一般用医薬品・・・「ふつう」。
7問:不適正使用・有害事象・・・「ふつう」。
8問:相互作用・・・「ふつう」。
9問:医薬品と食品・・・「ふつう」。
10問:小児医薬品・・・「ふつう」。
11問:高齢者・・・「ふつう」。
12問:妊婦・授乳婦・・・「ふつう」。
13問:プラセボ効果(偽薬効果)・・・「ふつう」。
14問:医薬品の品質・・・「ふつう」。
15問:一般用医薬品の役割・・・「ふつう」。
16問:販売時コミュニケーション・・・「ふつう」。
17問:登録販売者の確認ポイント・・・「ふつう」。
18問:薬害:サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。
19問:薬害:スモン訴訟・・・「ふつう」。
20問:薬害:HIV訴訟・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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