3問‐関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県) R1年度(2019年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、医薬品本質の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

3問‐医薬品本質

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 得点とすべき問題です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 選択肢aの「殺虫剤など人体に対して使用されない医薬品は、人体がそれに曝されても健康を害するおそれはない。」ですが、誤った記述です。

 たとえば、「有機リン系殺虫成分」の「ダイアジノン」などは、「縮瞳」などの副作用が生じます。

 まあ、常識的に考えて、ダメだとわかるです。

 こうした次第で、選択肢は、「誤」と相なります。

解説:b

 「b」の「一般の生活者では、添付文書や製品表示に記載された内容を見ただけでは、効能効果や副作用等について誤解が生じることがある。」ですが、正しい記述です。

 言ってしまえば、だからこそ、薬剤師や登録販売者が存在している、ってな寸法です。

 こうした次第で、選択肢は、「正」と相なります。

解説:c

 選択肢cの「医薬品は、人体にとって有益であり、医薬品が人体に及ぼす作用はすべて解明されている。」ですが、誤った記述です。

 仮にそうなら、登録販売者制度自体、無用ですね。

 すべてが解明されてないので、薬剤師や登録販売者などが、サポートするわけです。

 こうした次第で、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。

解説:d

 dの「医薬品は、多くの場合、人体に取り込まれて作用し、効果を発現させるものである。」ですが、正しい記述です。

 大方の医薬品は、体内に取り込まれて、効果が出ます。飲み薬が代表例です。

 「人体に取り込まれないもの」としては、「一般用検査薬」などがあります。

 このくらいに考えれば、大丈夫かと思います。

 こうした次第で、選択肢は、「正」と相なります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 これらの組み合わせを探せば・・・、

 正解:3

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

 >>> 次の問題へ。

基本知識

 1問:医薬品本質・・・「ふつう」。

 2問:医薬品のリスク評価・・・「ふつう」。

 3問:医薬品本質・・・「ふつう」。

 4問:健康食品・・・「ふつう」。

 5問:アレルギー・・・「ふつう」。

 6問:一般用医薬品・・・「ふつう」。

 7問:不適正使用・有害事象・・・「ふつう」。

 8問:相互作用・・・「ふつう」。

 9問:医薬品と食品・・・「ふつう」。

 10問:小児医薬品・・・「ふつう」。

 11問:高齢者・・・「ふつう」。

 12問:妊婦・授乳婦・・・「ふつう」。

 13問:プラセボ効果(偽薬効果)・・・「ふつう」。

 14問:医薬品の品質・・・「ふつう」。

 15問:一般用医薬品の役割・・・「ふつう」。

 16問:販売時コミュニケーション・・・「ふつう」。

 17問:登録販売者の確認ポイント・・・「ふつう」。

 18問:薬害:サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。

 19問:薬害:スモン訴訟・・・「ふつう」。

 20問:薬害:HIV訴訟・・・「ふつう」。

R1 関西広域連合 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・R1 関西広域連合 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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