大豆油不鹸化物(ソイステロール)は、「心臓・血液に作用する薬」の「高コレステロール改善薬」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「大豆油不けん化物(ソイステロール)には、」
「腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。」
「悪心(吐きけ)、胃部不快感、胸やけ、下痢等の消化器系の副作用が現れることがある。」
…と、相なります。
ご存じのように、「大豆油不鹸化物(ソイステロール)」は、「心臓・血液に作用する薬」の「高コレステロール改善薬」として登場します。
市販薬には、「【第3類医薬品】ローカスタEX 180カプセル 」などがあります。
当該成分は、「高コレステロール薬」の筆頭のためか、試験によく登場します。
「岡山県 R2 午後第20問」や「広島県 R4 午後第19問」、「大阪府 H29 第38問」といった出題例があります。
優先順位は、「高い」です。
大豆油不鹸化物(ソイステロール)は…、
① 大豆油不鹸化物(ソイステロール)には、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「大豆油不鹸化物(ソイステロール)には、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる」ですが、正しい記述です。
試験に一番よく出るのは、選択肢のような、テキストそのまんまの記述です。
テキストを精読して、確実に得点としましょう。
よって、①は、「○」となります。
なお、こういう単純な問題ほど、ひっかけに注意します。
まず、「腸管」が「血管」や「肝臓」になっていたりします。
次に、「コレステロールの吸収を抑える」が、「吸収」が「代謝」に、「抑える」が「促す」になっていたりします。
細かく“変えられている”可能性があるので、丁寧に問題文に当たってください。
出題者の人を食ったようなやり口に、ひっかからないようにしましょう。
当該大豆油不鹸化物(ソイステロール)の属する「高コレステロール改善成分」そのものに、副作用があります。
手引きには…、
「悪心(吐きけ)、胃部不快感、胸やけ、下痢等の消化器系の副作用が現れることがある。」
…とあります。
副作用は、何でも出る可能性があります。
このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、チェックしておきましょう。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【第3類医薬品】ローカスタEX 180カプセル 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「心臓・血液に作用する薬」の他の「高コレステロール改善薬」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする