第27問は、「長期修繕計画作成ガイドライン2」の問題です。基本的な内容が問われており、テキストを精読しておけば、解ける内容です。しかし、ちょいとばかし、いやらしい問題です。出題傾向の把握としても、活用ください。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。
「長期修繕計画作成ガイドライン」は、最近、とみに出題が増えている論点です。
時間を見つけては、テキストを精読しておきましょう。
さて、長期修繕計画の作成の前提条件ですが…、
・①推定修繕工事は、建物及び設備の性能・機能を新築時と同等水準に維持、回復させる修繕工事を基本とする。
・②区分所有者の要望など必要に応じて、建物及び設備の性能を向上させる改修工事を設定する。
・③計画期間において、法定点検等の点検及び経常的な補修工事を適切に実施する。
・④計画修繕工事の実施の要否、内容等は、事前に調査・診断を行い、その結果に基づいて判断する。
…となっています。
ガチ暗記は無用ですが、テキストのガイドラインは、精読しておきましょう。
また、再出題に備えて、解けるようにはなっておきましょう。
選択肢アの「推定修繕工事は、建物及び設備の性能・機能を新築時と同等水準に維持、回復させる修繕工事を基本とする。」ですが、先のリストにあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢イの「区分所有者の要望など必要に応じて、建物及び設備の性能を向上させる改修工事を設定する。」ですが、先のリストにあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢ウの「計画期問において、法定点検等の点検及び経常的な補修工事を適切に実施する。」ですが、正しい記述です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢エの「計画修繕工事の実施の要否、内容等は、事前に調査・診断を行い、その結果に基づいて判断する。」ですが、正しい記述です。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
本問は、「正しいものはいくつあるか?」ですので…
正解:4
…と相なります。
当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。
類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「建築・設備系の過去問リスト」を、活用ください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、
過去問には、「管理業務主任者 項目別過去7年問題集」を使えば、支障ありません。
予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。
民法が苦手で苦手で仕方のない人は、読書で凌ぎます。
お勧めの入門本は、「弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業」と「民法はおもしろい」です。
苦手な人の多い「会計・仕訳問題」ですが、テキストの数ページで理解は不可能です。
時間があるなら、いっそのこと、簿記3級で勉強します。100%取れるようになります。簿記3級は、2週間あればマスターできます。
独学向けの教材は、テキストと問題集が一緒になった「スッキリわかる 日商簿記3級」で勉強すれば、まず間違いなく「1点」取れるようになります。
また、公式の過去問は、PDFで配布されています。過去問演習は、「タブレット」が便利です。もってない人は、受験を機に、アマゾンの「Fire HD」を推奨します。最優秀のコスパです。
管理業務主任者に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「管理業務主任者:ブログ記事」をばご参考ください。
★みんなとシェアする