第28問は、「長期修繕計画作成ガイドライン3」です。定番論点と化しているので、テキストの精読が必須です。内容は、そんなに難しくはありません。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは、「ふつう」です。
シッカリ復習しておきましょう。
本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。
「長期修繕計画作成ガイドライン」は、最近、とみに出題が増えている論点です。
時間を見つけては、テキストを精読しておきましょう。
なお、本問には、類似問題があるので、後述する「参考リンク」を活用ください。
選択肢アの「修繕積立金の積立ては、長期修繕計画の作成時点において、計画期間に積み立てる修繕積立金の額を均等にする積立方式を基本とする。」ですが、正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢イの「長期修繕計画及び修繕積立金の額を一定期間(5年程度)ごとに見直しを行う規定を管理規約に定めることが望まれる。」ですが、正しい記述です。
数字は、常に狙われています。
「見直し…5年」は、要チェックです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢ウの「修繕積立基金又は一時金の負担がある場合は、これらを修繕積立金会計とは区分して管理する。」ですが、誤った記述です。
ガイドラインには、別段、「修繕積立基金又は一時金の負担」を、別区分にせよとはありません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、ガイドラインにて、「区分」せよとあるのは…、
・管理費と修繕積立金の区分経理
・機械式駐車場
…くらいです。
後者の「機械式駐車場」ですが、『なお、機械式駐車場があり、維持管理に多額の費用を要することが想定される場合は、管理費会計及び修繕積立金会計とは区分して駐車場使用料会計を設けることが望まれます』とあります。
チェックはしておきましょう。
選択肢エの「専用庭等の専用使用料及び駐車場等の使用料から、それらの管理に要する費用に充当した残金を修繕積立金会計に繰り入れる。 」ですが、正しい記述です。
当該規定は、他の科目でも、しばしば問われるので、即答できるかと思います。
よって、選択肢は、「正」となります。
「ア」は「正」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「誤」です。
「エ」は「正」です。
本問は、「最も不適切なものはどれか?」ですので…
正解:3
…と相なります。
当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。
類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「建築・設備系の過去問リスト」を、活用ください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、
過去問には、「管理業務主任者 項目別過去7年問題集」を使えば、支障ありません。
予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。
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苦手な人の多い「会計・仕訳問題」ですが、テキストの数ページで理解は不可能です。
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