48問‐令和2年度の過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第48問は、「財産の分別管理」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

48問‐財産の分別管理

 

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難易度・優先順位ひとこと

 本問のレベルは「ふつう」です。

 必ず、1点としましょう。

 本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。

解説

 相変わらず、文面だけは、小難しいものがありますが、中身的には、実にカンタンな問題です。

 食わず嫌いをせず、テキストを精読しておきましょう。

選択肢1

 選択肢1の「アマンション管理業者は、修繕積立金等金銭を収納口座で管理するにあたり、管理組合の収納口座の印鑑を保管する場合に、管理組合の承諾があれば、マンションの区分所有者等から徴収される1月分の修繕積立金等金銭の合計額以上の額につき有効な保証契約を締結する必要はない。」ですが、誤った記述です。

 設問は、いわゆるテキストの説明における「イ」の場合で、そして、「印鑑を保管する場合」です。

 よって、「1月分の修繕積立金等金銭または管理費用の合計額以上」の「保証契約」を結ぶ必要があります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢2

 選択肢2の「マンション管理業者は、管理事務の委託を受けた管理組合に管理者等が置かれていないときは、毎月、管理事務の委託を受けた当該管理組合のその月における会計の収入及び支出の状況に関する書面を作成し、翌月末日までに、当該書面を当該管理組合の区分所有者等に交付しなければならない。」ですが、誤った記述です。

 管理組合に管理者等が置かれている場合は、毎月、会計に関する書面を作成し、翌月末日までに、交付する必要があります。

 選択肢の場合、「管理組合に管理者等が置かれていない」とあるので、事業年度の終了の日から2ヶ月を経過する日までの間、事務所に書面を備え置き、閲覧できるようにすることになります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢3

 選択肢3の「マンション管理業者は、修繕積立金等金銭を管理するにあたり、管理組合に管理者等が置かれていない場合で管理者等が選任されるまでの比較的短い期問を除き、保管口座又は収納・保管口座に係る管理組合等の印鑑、預貯金の引出用のカードその他これらに類するものを管理してはならない。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

 選択肢4の「収納・保管口座とは、マンションの区分所有者等から徴収された修繕積立金等金銭を預入し、預貯金として管理するための口座であって、管理組合等を名義人とするものをいう。」ですが、正しい記述です。

 こういう語句用語の定義問題も出るので、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「ア」は「誤」です。

 「イ」は「誤」です。

 「ウ」は「正」です。

 「エ」は「正」です。

 本問は、「正しいものの組合せはどれか?」の問題なので…、

 正解:4

 …と相なります。

 >>> 次の問題へ。


参考リンク

 当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。

 類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「マンション適正化法の過去問リスト」を一読ください。

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、

 テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、

 過去問には、「管理業務主任者 項目別過去7年問題集」を使えば、支障ありません。

 予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。

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管理業務主任者のこまごましたもの

 管理業務主任者に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。

 興味のある方は、「管理業務主任者:ブログ記事」をばご参考ください。

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