第20問は、「防火管理者」の問題です。小難しい選択肢が1つありますが、他のは、何とか対応できる選択肢です。テキストを精読しておきましょう。また、再出題に備えて、チェックだけはしておきましょう。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「やや難」です。
本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。
別段、複雑な指示はないので、ふつうに選択肢の1つ1つを解けばいいです。
なお、本問には、類似問題があるので、後述する「参考リンク」を活用ください。
選択肢1の「居住者が50人以上である共同住宅では、防火管理者を選任する必要がある。」ですが、正しい記述です。
共同住宅(マンション)は、「非特定防火対象物」です。
本問では、収容人員が「50人以上」なので、「防火管理者」の選任が“必要”です。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、本問の場合、「50人未満」なら、「防火管理者」の選任が“無用”です。
んで、延べ面積ですが…、
・500平方メートル以上…甲種 防火管理者
・500平方メートル未満…乙種 防火管理者
…の規定があるので、併せて押えておきましょう。いつ問われてもおかしくありません!
選択肢2の「高さ20mを超える建築物では、統括防火管理者を選任する必要がある。」ですが、誤った記述です。
正しくは、「高さ31mを超える建築物(高層建築物)」です。
チェックはしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「甲種防火対象物である共同住宅についての防火管理者の資格を有する者には、当該共同住宅において防火管理上必要な業務を遂行することができる管理的又は監督的な地位にあるもので、総務大臣の登録を受けたものが行う甲種防火対象物の防火管理に関する講習の課程を修了した者が含まれる。」ですが、正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「防火管理者の業務の中には、消防の用に供する設備、消防用水又は消火活動上必要な施設の点検及び整備がある。」ですが、正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
本問は、「誤ったものはどれか?」ですので…
正解:2
…と相なります。
当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。
類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「建築・設備系の過去問リスト」を、活用ください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、
過去問には、「管理業務主任者 項目別過去7年問題集」を使えば、支障ありません。
予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。
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