登録販売者 第2章:人体

第2節:薬が働く仕組み

第3項:剤形ごとの違い、適切な使用方法 (e)カプセル剤

(e)カプセル剤

 「カプセル剤は、カプセル内に散剤や顆粒剤、液剤等を充填した剤形であり、内服用の医薬品として広く用いられている。」

 「固形の製剤であるため、その特徴は錠剤とほぼ同様であるが、カプセルの原材料として広く用いられているゼラチンはブタなどのタンパク質を主成分としているため、ゼラチンに対してアレルギーを持つ人は使用を避けるなどの注意が必要である。」

 「また、水なしで服用するとゼラチンが喉や食道に貼り付くことがあるため、必ず適切な量の水(又はぬるま湯)とともに服用する。」




ひとくちコメント

 当該カプセル剤も、よく出る剤形なので、シッカリ見ておくべきです。

 大半の出題は、基本的なものです。たとえば、「秋田県 R5 午後第16問」のように、記述そのまんまが出るくらいです。

 記述をシッカリ読み込んでおけば、大丈夫なはずです。

 次に、「ゼラチン」の食べ物アレルギーも要注意です。「食べ物アレルギー系(牛乳アレルギー・ゼラチン)のまとめ」で横断的に押さえてください。昔からよく出ています。

 最後に、「使用上の注意」も、見ておくべきです。

 「水なしで服用するとゼラチンが喉や食道に貼り付くことがあるため、必ず適切な量の水(又はぬるま湯)とともに服用」のところですが、「埼玉県 R5 第35問」で、ストレートに出題されました。

 当該使用上の注意も、ドンドコと出るようになったので、丁寧に押さえておきましょう。

 以上で、当該論点は終わりです。

ページリンク

 「(f) 外用局所に適用する剤形」に続きます。

ページリンク2‐各単元コメント

補足リンク

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