本問は、「医薬品」の「滋養強壮保健薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「アスコルビン酸ナトリウム - 目の乾燥感、夜盲症の症状の緩和」ですが、誤った記述です。
選択肢の言う「アスコルビン酸ナトリウム」ですが、これは、「ビタミンC」の別名です。
手引きには…、
「体内の脂質を酸化から守る作用(抗酸化作用)を示し、皮膚や粘膜の機 能を正常に保つために重要な栄養素である。メラニンの産生を抑える働きもある」
…とあります。
選択肢の言う「目の乾燥感、夜盲症の症状の緩和」なのは、「ビタミンA」ですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「トコフェロール酢酸エステル - 手足のしびれ・冷え、しもやけの症状の 緩和」ですが、正しい記述です。
「トコフェロール酢酸エステル」ですが、これは、「ビタミンE」の別名です。
血行を良くして、手足のしびれ・冷え、しもやけの症状を緩和するわけです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「チアミンジスルフィド - 神経痛、筋肉痛・関節痛の症状の緩和」ですが、正しい記述です。
「チアミンジスルフィド」ですが、これは、「ビタミンB1」の別名です。
手引きには…、
「炭水化物からのエネルギー産生に不可欠な栄養素で、神経の正常な働 きを維持する作用がある。」
「また、腸管運動を促進する働きもある」
…とあります。
効能ですが、「神経痛、筋肉痛・関節痛(肩・腰・肘・膝痛、肩こり、五十肩など)、 手足のしびれ、便秘、眼精疲労(慢性的な目の疲れ及びそれに伴う目のかすみ・目の奥の 痛み)の症状の緩和、脚気、また、肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時にお けるビタミンB1の補給」です。
効能のガチ暗記は無用ですが、精読だけはしておきましょう。たまに出ます。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「ピリドキシン塩酸塩 - 目の充血、目の痒みの症状の緩和」ですが、誤った記述です。
「ピリドキシン塩酸塩」ですが、「ビタミンB6」の別名です。
当該ビタミンB6は、「タンパク質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持、神経機能の維持 に重要な栄養素」です。
選択肢の言う「目の充血、目の痒みの症状の緩和」は、「ビタミンB2」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
ちなみに、ビタミンB6の効能は…、
「口角炎(唇の両端の腫れ・ひび割れ)、口唇炎(唇の腫れ・ひび割れ)、口内炎、舌の炎症、湿疹、皮膚炎、かぶれ、ただれ、にきび・吹き出物、肌あれ、 手足のしびれの症状の緩和」
…となっています。
精読しておいてください。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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