本問は、「医薬品」の「胃腸鎮痛鎮痙薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「下痢に伴う腹痛については、基本的に下痢への対処が優先され、胃腸鎮痛鎮痙 薬 の適用となる症状でない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「下痢に伴う腹痛については、基本的に下痢への対処が優先され、胃腸鎮痛鎮痙 薬の適 用となる症状でない。」
…とあります。
こういう記述も出るようになっています。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「オキセサゼインは、局所麻酔作用のほか、胃液分泌を抑える作用があるとされ、 妊娠中や小児における安全性も確立されている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「妊娠中や小児における安全性も確立されている」のところです。
「オキセサゼイン」ですが、「妊娠中や小児における安全性は確立されておらず、 妊婦又は妊娠していると思われる女性、15歳未満の小児では、使用を避けることとされて いる」となっています。
「適正使用」の論点でもあります。「使用しない 小児」や「使用しない 女性系」も、参考にしてください。
なお、前半の「局所麻酔作用のほか、胃液分泌を抑える作用がある」は、オキセサゼインの正しい記述です。
オキセサゼインは、胃腸鎮痛鎮痙 薬と制酸薬の両方の目的で使用されます。出題実績があるので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「パパベリン塩酸塩は、消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用を示 すとされる。」ですが、正しい記述です。
「パパベリン塩酸塩」の正しい記述です。
「消化管の平滑筋に“直接”働く」のところが、判別のキーとなるので、チェックしておきましょう。
また、当該パパベリン塩酸塩は、要注意成分のためか、いろいろ出題されています。
「抗コリン成分と異 なり、胃液分泌を抑える作用は見出されない」とか「眼圧上昇」とか「緑内障・・・相談する」とかです。
テキストをキッチリ精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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