令和6年度(2024年度)山形県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「適正使用」の「添付文書における使用上の注意」についての問題です。「相談すること」の選択肢がありますが、これらは、「医薬品」の知識で解けます。なんとか得点としてください。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「オキセサゼインは、妊娠中における安全性が確立されていないため、妊婦又は妊娠 していると思われる人は、服用しないこととされている」ですが、正しい記述です。
「オキセサゼイン」の正しい記述です。
当該オキセサゼインには、小児と女性に禁忌があるので、テキストで確認しておきましょう。
参考:使用しない 小児
参考:使用しない 女性系
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「小柴胡湯は、無菌性髄膜炎の副作用を起こしやすいため、混合性結合組織病の診断 を受けた人は、相談することとされている」ですが、誤った記述です。
選択肢のような禁忌があるのは、「イブプロフェン」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「相談すること」は、数が多いので、押さえにくいですが、特徴のある「基礎疾患3」くらいは、押えておきましょう。
選択肢cの「セトラキサート塩酸塩は、出血傾向を増悪させるおそれがあるため、血液凝固異常 の診断を受けた人は、相談することとされている」ですが、誤った記述です。
「セトラキサート塩酸塩」が「相談すること」となるのは、「血栓のある人(脳血栓、心筋梗塞、血栓静脈炎等)、血栓症を起こすおそれのある人」です。
理由は、「生じた血栓が分解されにくくなるため」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
血液凝固異常ウンヌンは、テキストにはないですね。
選択肢dの「芍薬甘草湯は、徐脈又は頻脈を引き起こし、心臓病の症状を悪化させるおそれがあ るため、心臓病の診断を受けた人は、服用しないこととされている」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「使用しない」で出てくる漢方処方製剤は、当該「芍薬甘草湯」のみです。
意識して押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
余裕のある人は…、
…も、参考にしてください。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「答え」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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