第1問は、「基本知識」の「医薬品の本質」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「医薬品が人体に及ぼす作用は複雑、かつ、多岐に渡るが、そのすべてが解明されている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「すべてが解明されている」のところです。
正しくは、「すべては解明されていない」です。
もし、選択肢のように、すべてが明らかなら、副作用を出ない薬を作ることができますから、登録販売者が要らなくなってしまいますね。
登録販売者試験が、登録販売者を否定するような問題を、作らないかと思います。
また、本問には、「すべて」という大きな言葉があるので、この点でも、おかしいなーと判断できるかと思います。
「「すべて」と「のみ」と「必ず」のある選択肢に注意する‐登録販売者」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「人体に対して使用されない医薬品の殺虫剤であれば、誤って人体がそれに曝されても、健康を 害することはない。」ですが、誤った記述です。
んなーこたない、と突っ込む選択肢です。
人体に対して使用されない殺虫剤であればこそ、健康被害があります。
まあ、常識的に判断できるかと思います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「一般用医薬品として販売される製品は、製造物責任法(平成6年法律第85号)の対象でもあ る。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
なお、「製造物責任法(PL法)」は、「法規」の論点ですが、改正によって、「基本知識」でも出るようになっています。
参考:令和4年度 改正
油断せず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「医薬品は、市販後にも、医学・薬学等の新たな知見、使用成績等に基づき、その有効性、安全 性等の確認が行われる仕組みになっている」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「製造販売後の調査及び試験の実施の基準」でおなじみのアルファベット「 Good Post-marketing Study Practice (GPSP) 」を、思い出してください。
選択肢のようだからこそ、その基準があるわけですね。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
正解:5
もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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