第29問‐東京都 令和4年度（2022年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「人体」の「目」の問題です。基礎・基本的なものばかりなのですが、１つだけ、絶妙な「ひっかけ」があります。初見だと間違えても仕方ありません。今後の出題（問題の使い回し）に備えて、解けるようにはなっておきましょう。
第29問‐目
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢1
選択肢１の「ビタミンＡが不足すると、夜間視力の低下（夜盲症）を生じる。」ですが、正しい記述です。
いわゆる「鳥目」です。
「医薬品」の「ビタミンA」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2
選択肢２の「遠近の焦点調節は、主に硝子体の厚みを変化させることによって行われる」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「硝子体」のところです。
正しくは、「水晶体」です。
間違えた人は、復習しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢の言う「硝子体」ですが、当該硝子体が出てくる記述は…、
「水晶体から網膜までの眼球内は、硝子体という透明のゼリー状組織で満たされている」
…です。
テキストを精読しておきましょう。
選択肢3
選択肢３の「透明な角膜や水晶体には血管が通っておらず、房水によって栄養分や酸素が供給される。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。他県でも、出題実績があります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4
選択肢４の「網膜には光を受容する細胞（視細胞）が密集しており、視細胞が受容した光の情報は網膜内の神経細胞を介して神経線維に伝えられ、網膜の神経線維は眼球の後方で束にな り、視神経となる 」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。
テキストを精読しておきましょう。
なお、「網膜」のところは、注意が必要です。
「ひっかけ」で、よくよく「角膜」やら「強膜」などに変えられます。
意識して、テキストに当たってください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5
選択肢５の「眼球を上下左右斜めの各方向に向けるため、６本の眼筋が眼球側面の強膜につながっ ている。 」ですが、正しい記述です。
「眼筋」の正しい記述です。
数字は、常に狙われています。「人体の数字2」を一読をば。
先にみたように、「目」では、「〇膜」といった感じに、膜の付く語句が、「ひっかけ」問題化する傾向にあります。
本問でも、「強膜」のところは、注意してください。「“網”膜」などに変えられたりします。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
「誤っているもの」は、
正解：2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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