第33問‐東京都 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「医薬品の有効成分の代謝及び排泄 」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第33問‐医薬品の有効成分の代謝及び排泄

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「腎機能が低下した人では、正常な人に比べて有効成分の尿中への排泄が早まるため、医薬品の効き目が十分に現れず、副作用も生じにくい。」ですが、誤った記述です。

 んなーこたないと突っ込む選択肢です。

 「腎機能が低下した人」は、「排泄が遅れ、血中濃度が下がりにくい」ため、「医薬品の効き目が過剰に現れたり、副作用を生じやすくなったりする」が正しいです。

 仮に、選択肢のように、「腎機能が低下した人」が「副作用も生じにくい」のなら、「適正使用」の基礎疾患等の論点で、注意しなくてよくなりますね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「多くの有効成分は血液中で血漿タンパク質と結合して複合体を形成しており、血漿タンパク質との結合は、速やかかつ不可逆的である。」ですが、誤った記述です。

 手引きの「注記」からの出題です。

 間違っているのは、「不可逆的」のところです。

 正しくは、「可逆的」です。

 仮に、選択肢のように「不可逆的」なら、有効成分が必要なところに届かなくなってしまいますね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「消化管で吸収される有効成分を含む医薬品を経口投与した場合、肝機能が低下した人では、正常な人に比べて全身循環に到達する有効成分の量がより少なくなり、効き目が現れにくくなる。」ですが、誤った記述です。

 「逆」です。

 手引きには…、

 「肝機能が低下した人では医薬品を代謝する能力が低いため、」

 「正常な人に比べて全身循環に到達する有効成分の量がより“多くなり”、」

 「効き目が“過剰に現れたり”、副作用を生じやすくなったりする」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「小腸などの消化管粘膜にも、代謝活性があることが明らかにされている。」ですが、正しい記述です。

 本問も、手引きの「注記」からの出題です。

 手引きには、「小腸などの消化管粘膜や腎臓にも、代謝活性があることが明らかにされている」とあります。

 過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系

 22問:消化器系2

 23問:肝臓及び胆汁

 24問:大腸及び肛門

 25問:呼吸器系

 26問:血液

 27問:血液2

 28問:循環器系

 29問:目

 30問:脳や神経系の働き

 31問:医薬品の有効成分の吸収

 32問:口腔粘膜からの吸収によって効果を発揮する医薬品

 33問:医薬品の有効成分の代謝及び排泄

 34問:医薬品の体内での働き

 35問:剤形

 36問:ショック(アナフィラキシー)

 37問:偽アルドステロン症

 38問:精神神経系の副作用

 39問:循環器系及び泌尿器系の副作用

 40問:皮膚に現れる医薬品の副作用

令和4年度 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和4年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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