第30問‐東京都 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「脳や神経系の働き」についての問題です。難しいところはありません。テキストを精読し、過去問を解いていれば、穏当に取れます。

第30問‐脳や神経系の働き

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「脳の血管は、末梢に比べて物質の透過に関する選択性が高く、タンパク質などの大分 子や小分子でもイオン化した物質は血液中から脳の組織へ移行しにくい。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 小難しい記述ですが、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「副交感神経系が活発になると、肝臓でのグリコーゲンの分解が促進される」ですが、誤った記述です。

 選択肢の言う「肝臓でのグリコーゲンの分解が促進される」のは、「交感神経系」が活発なときです。

 交感神経系が活発なときは、「闘争・行動」のときなので、エネルギー源が要るわけです。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「脳における細胞同士の複雑かつ活発な働きのため、脳において、血液の循環量は心拍 出量の約15%、酸素の消費量は全身の約20%、ブドウ糖の消費量は全身の約25% と多い。」ですが、正しい記述です。

 正しい数字です。

 悪くない憶え方あります。「「人体」の血液の循環量15%、酸素の消費量20%、ブドウ糖の消費量約25%の憶え方」を、参考にしてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「脊髄は脊椎の中にあり、脳と末梢の間で刺激を伝えるほか、末梢からの刺激の一部に 対して脳を介さずに刺激を返す場合があり、これを脊髄反射と呼ぶ」ですが、正しい記述です。

 「脊髄」の正しい記述です。テキストを精読しておきましょう。

 なお、ときおり、「脊髄」が「“”髄」に変えられるので、注意してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系

 22問:消化器系2

 23問:肝臓及び胆汁

 24問:大腸及び肛門

 25問:呼吸器系

 26問:血液

 27問:血液2

 28問:循環器系

 29問:目

 30問:脳や神経系の働き

 31問:医薬品の有効成分の吸収

 32問:口腔粘膜からの吸収によって効果を発揮する医薬品

 33問:医薬品の有効成分の代謝及び排泄

 34問:医薬品の体内での働き

 35問:剤形

 36問:ショック(アナフィラキシー)

 37問:偽アルドステロン症

 38問:精神神経系の副作用

 39問:循環器系及び泌尿器系の副作用

 40問:皮膚に現れる医薬品の副作用

令和4年度 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和4年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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