9問‐東京都 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、相互作用の問題です。難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

9問‐相互作用2

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 aの「生薬成分が配合された医薬品と生薬成分が含まれた食品(ハーブ等)を合わせて摂取すると、その医薬品の効き目や副作用を増強させることがある。」ですが、正しい記述です。

 相互作用は、食品でも、生じます。

 たとえば、「カンゾウ」です。当該カンゾウは、おかき等の甘味料に使用されており、類似の成分の医薬品と併用すると、副作用が生じるおそれがあります。

 参考:amazon‐かっぱえびせん

 こうした次第で、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説:b

 bの「カフェインを含む総合感冒薬とコーヒーを一緒に摂取することによって、カフェインの過剰摂取となることがある。」ですが、正しい記述です。

 常識的に考えれば、判別できるはずです。

 こうした次第で、選択肢の「b」は、「正」と相なります。

解説:c

 cの「外用薬や注射薬は、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受けることはない。」ですが、誤った記述です。

 外用薬や注射薬も、食品によって影響を受けます。

 ふつうに考えれば、大丈夫でしょう。

 こうした次第で、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 これらの組み合わせを探せば、「3」と相なります。

 正解:3

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

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基本知識

 1問:医薬品の本質・・・「ふつう」。

 2問:医薬品のリスク評価1・・・「ふつう」。

 3問:医薬品のリスク評価2・・・「ふつう」。

 4問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。

 5問:アレルギー(過敏反応)・・・「ふつう」。

 6問:医薬品の使用1・・・「ふつう」。

 7問:医薬品の使用2・・・「ふつう」。

 8問:相互作用1・・・「ふつう」。

 9問:相互作用2・・・「ふつう」。

 10問:小児等・・・「ふつう」。

 11問:高齢者・・・「ふつう」。

 12問:妊婦・・・「ふつう」。

 13問:医療機関で治療を受けている人・・・「ふつう」。

 14問:プラセボ効果・・・「ふつう」。

 15問:セルフメディケーション・・・「ふつう」。

 16問:コミュニケーション・・・「ふつう」。

 17問:サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。

 18問:スモン訴訟・・・「ふつう」。

 19問:HIV訴訟・・・「ふつう」。

 20問:CJD訴訟・・・「ふつう」。

H30 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H30 東京 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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