本問は、小児等を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
aの「一般用医薬品の使用上の注意において、乳児、幼児、小児という場合には、おおよその目安として、乳児とは3歳未満、幼児とは7歳未満、小児とは18歳未満をいう。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「乳児とは3歳未満、(略)小児とは18歳未満」のところです。
正しくは、「乳児とは1歳未満、(略)小児とは15歳未満」です。
数字は、実によく狙われます。
数字の「1-7-15」は、ガチで暗記しておきましょう。
こうした次第で、選択肢の「a」は、「誤」と相なります。
なお、高齢者は、「65歳以上の者」です。
bの「小児は、大人と比べて血液脳関門が発達しているため、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しにくい。」ですが、誤った記述です。
よくある「逆」問題です。
正しくは、「小児は、大人と比べて血液脳関門が未発達なので、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しやすい。」です。
テキストで確認しておきましょう。
選択肢の「b」は、「誤」と相なります。
cの「乳児は、状態が急変しやすく、一般用医薬品の使用の適否が見極めにくいため、基本的には医師の診療を受けることが優先され、一般用医薬品による対処は最小限にとどめることが望ましい。」ですが、正しい記述です。
乳児の場合、本当にそのとおりです。知らなかった人は、テキストを再読しておきましょう。
こうした次第で、選択肢の「c」は、「正」と相なります。
dの「小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が相対的に高い。」ですが、正しい記述です。
実によく出るところで、そして、ひっかけの「逆」問題の多いところです。
まずは、正しい文章である「小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が相対的に高い。」を、正確に暗記してください。
本試験のひっかけ問題としては…、
「小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が相対的に低い。」
「小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が短く、服用した医薬品の吸収率が相対的に高い。」
…などなど、頻繁にいじられる傾向があります。
「腸が長い・吸収高い」と、ガチで憶えてしまってください。
こうした次第で、選択肢の「d」は、「正」と相なります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
これらの組み合わせを探せば、「5」と相なります。
正解:5
1問:医薬品の本質・・・「ふつう」。
2問:医薬品のリスク評価1・・・「ふつう」。
3問:医薬品のリスク評価2・・・「ふつう」。
4問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。
5問:アレルギー(過敏反応)・・・「ふつう」。
6問:医薬品の使用1・・・「ふつう」。
7問:医薬品の使用2・・・「ふつう」。
8問:相互作用1・・・「ふつう」。
9問:相互作用2・・・「ふつう」。
10問:小児等・・・「ふつう」。
11問:高齢者・・・「ふつう」。
12問:妊婦・・・「ふつう」。
13問:医療機関で治療を受けている人・・・「ふつう」。
14問:プラセボ効果・・・「ふつう」。
15問:セルフメディケーション・・・「ふつう」。
16問:コミュニケーション・・・「ふつう」。
17問:サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。
18問:スモン訴訟・・・「ふつう」。
19問:HIV訴訟・・・「ふつう」。
20問:CJD訴訟・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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