35問‐東京都 H29年度(2017年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、剤形についての問題です。基本問題です。テキストを精読しておきましょう。難しいところはありません。

35問‐胃腸鎮痛鎮痙薬

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 そのとおりの記述です。

 テキストそのとおりの記述なので、確認しておきましょう。

 よって、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説:b

 これまた、そのとおりの記述です。

 テキストそのまんまの記述です。確認しておきましょう。

 よって、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説:c

 誤りです。

 問題文のいう「口腔内崩壊薬」は、「唾液で速やかに溶けるので、水なしで服用できる」ところに特徴があります。

 当該口腔内崩壊薬は、高齢者や乳幼児、水分摂取が制限されている人でも、容易に飲み込める薬です。

 「飲み込む薬」なのですから、「飲み込まずに口の中で舐めて徐々に溶かして使用する」のところが誤りとなります。

 よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。

 なお、問題文のいう「薬効を期待する部位が口の中や喉である」「飲み込まずに口の中で舐めて徐々に溶かして使用する」のは、「トローチやドロップ剤」が該当します。

 当該選択肢を、正しく表記すると、「トローチやドロップ剤は、薬効を期待する部位が口の中や喉である場合が多く、飲み込まずに口の中で舐めて徐々に溶かして使用する」となります。

解説:d

 前半の「軟膏剤とクリーム剤は、有効成分が適用部位に留まりやすいという特徴があり」は、正しいのです。

 しかし、後半の「患部が乾燥していたり患部を水で洗い流したい場合等には、軟膏剤を用いる」が誤りです。この場合、「クリーム剤」を用います。

 軟膏剤は、水から遮断したいときに用います。ひび・あかぎれに効く、オロナイン軟膏を思い出してみてください。

 参考:amazon‐【第2類医薬品】オロナインH軟膏 100g

 よって、選択肢の「d」は、「誤」と相なります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、「1」と相なります。

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系1・・・「ふつう」。

 22問:消化器系2・・・「ふつう」。

 23問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 24問:循環器系・・・「ふつう」。

 25問:泌尿器系・・・「ふつう」。

 26問:目・・・「ふつう」。

 27問:耳・・・「ふつう」。

 28問:骨格系・・・「ふつう」。

 29問:筋組織・・・「ふつう」。

 30問:神経系・・・「ふつう」。

 31問:医薬品仕組・・・「ふつう」。

 32問:有効成分吸収・・・「ふつう」。

 33問:代謝等・・・「ふつう」。

 34問:体内作用・・・「ふつう」。取れる。

 35問:剤形・・・「ふつう」。

 36問:ショック・・・「ふつう」。

 37問:副作用1・・・「ふつう」。取れる問題。

 38問:副作用2・・・「ふつう」。基礎・基本レベル。

 39問:副作用3・・・「ふつう」。

 40問:副作用4・・・「ふつう」。

H29 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H29 東京 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

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