37問‐東京都 H29年度(2017年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、副作用についての問題です。ほぼ毎年出る副作用が問題です。100%できるようになっておくべきです。

37問‐副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 正しい記述です。

 何度もテキストを読んでおきましょう。

 よって、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説:b

 びっくりする問題です。

 「中毒性表皮壊死融解症」は、「ライエル症候群(TEN)」と呼ばれます。

 問題文のいう、「最初に報告した二人の医師の名前にちなんでスティーブンス・ジョンソン症候群とも呼ばれており、その発生頻度は人口100万人当たり年間1~6人と報告されている」なのは、皮膚粘膜眼症候群(SJS)です。

 んなもんで、選択肢の「b」は、「誤」と相なります。

 ところで、「ライエル症候群(TEN)」の発生頻度は、「人口100万人当たり年間0.4~1.2人」となっています。

 当該発生頻度の数字「100万人当たり年間0.4~1.2人」のところも、よく出るので注意です。

 たとえば、「ライエル症候群の発生頻度は人口10万人当たり年間4~12人と報告されている」などと、一部が改変されて出されることがあります。

解説:c

 誤りです。

 皮膚粘膜眼症候群も、中毒性表皮壊死融解症も、発症の予測は困難です。

 よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。

解説:d

 正しい記述です。

 問題文のいうように、皮膚粘膜眼症候群・中毒性表皮壊死融解症は、原因医薬品の使用開始後2週間以内に発症することが多いですが、1ヶ月以上経ってから怒ることもあります。

 よって、選択肢の「d」は、「正」と相なります。

 数字がよく出ます。「2週間以内」と「1ヶ月以上」のところは、きっちり憶えておきます。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、「3」と相なります。

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系1・・・「ふつう」。

 22問:消化器系2・・・「ふつう」。

 23問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 24問:循環器系・・・「ふつう」。

 25問:泌尿器系・・・「ふつう」。

 26問:目・・・「ふつう」。

 27問:耳・・・「ふつう」。

 28問:骨格系・・・「ふつう」。

 29問:筋組織・・・「ふつう」。

 30問:神経系・・・「ふつう」。

 31問:医薬品仕組・・・「ふつう」。

 32問:有効成分吸収・・・「ふつう」。

 33問:代謝等・・・「ふつう」。

 34問:体内作用・・・「ふつう」。取れる。

 35問:剤形・・・「ふつう」。

 36問:ショック・・・「ふつう」。

 37問:副作用1・・・「ふつう」。取れる問題。

 38問:副作用2・・・「ふつう」。基礎・基本レベル。

 39問:副作用3・・・「ふつう」。

 40問:副作用4・・・「ふつう」。

H29 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H29 東京 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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