30問‐東京都 H29年度(2017年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、神経系についての問題です。難しいところはありません。テキストを精読し、過去問を解いていれば、穏当に取れます。

30問‐神経系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 正しい記述です。テキストをしっかり読み込んでおきましょう。

 よって、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説:b

 誤りです。

 交感神経系は、「からだが緊張状態に対応できる」ように働きます。

 配偶者といるときは、交感神経系が働いています。

 「体が食事や休憩等の安息状態となるように働く」のところが誤りです。これは、「副交感神経」の働きです。

 よって、選択肢の「b」は、「誤」と相なります。

解説:c

 誤りです。

 グリコーゲンは、エネルギー源です。

 「副交感神経」は、「おやすみ状態」です。

 おやすみ状態なのですから、問題文のいうような「グリコーゲンの分解が促進」されても、エネルギーの使い道がありません。

 正しくは、「肝臓でのグリコーゲンの合成が促進される」となります。

 よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。

解説:d

 正しい記述です。

 こういうストレートな出題があっても、冷静に判断できるようになっておきましょう。

 よって、選択肢の「d」は、「正」と相なります。

 他の神経論点とまとめると…、

 末梢神経系‐自律神経系と体性神経系

 自律神経系‐交感神経系と副交感神経系

 体性神経系‐知覚神経と運動神経

 …となっています。

 これらは、どう問われても大丈夫なように、整理して憶えてください。ときどきめちゃくちゃな選択肢が、たとえば、「末梢神経系とは、知覚神経と交感神経からなる」などと、出ます。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 先の組み合わせを探せば、「3」と相なります。

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系1・・・「ふつう」。

 22問:消化器系2・・・「ふつう」。

 23問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 24問:循環器系・・・「ふつう」。

 25問:泌尿器系・・・「ふつう」。

 26問:目・・・「ふつう」。

 27問:耳・・・「ふつう」。

 28問:骨格系・・・「ふつう」。

 29問:筋組織・・・「ふつう」。

 30問:神経系・・・「ふつう」。

 31問:医薬品仕組・・・「ふつう」。

 32問:有効成分吸収・・・「ふつう」。

 33問:代謝等・・・「ふつう」。

 34問:体内作用・・・「ふつう」。取れる。

 35問:剤形・・・「ふつう」。

 36問:ショック・・・「ふつう」。

 37問:副作用1・・・「ふつう」。取れる問題。

 38問:副作用2・・・「ふつう」。基礎・基本レベル。

 39問:副作用3・・・「ふつう」。

 40問:副作用4・・・「ふつう」。

H29 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H29 東京 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

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こまごましたもの

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