午後第6問‐島根県 令和4年度（2022年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤（鎮痛）」についての問題です。選択肢のすべてが漢方処方製剤で構成される問題です。どの選択肢も記述量が少ないため、判断の難しいものが多いです。取れる選択肢だけは、確実に判別して、後は運を天に任せましょう。復習だけはしておきましょう。
午後第6問‐漢方処方製剤（鎮痛）
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「難」です。
選択肢1
選択肢１の「桂枝加朮附湯は、体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少な いものの関節痛、神経痛に適すとされる。」ですが、正しい記述です。
「桂枝加朮附湯」の正しい記述です。
余裕があれば、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2
選択肢２の「薏苡仁湯は、関節や筋肉のはれや痛みがあるものの関節痛、筋肉痛等に適すとされる が、体の虚弱な人には不向きとされる。」ですが、正しい記述です。
「薏苡仁湯」の正しい記述です。
記述が少なく、判断のし難い選択肢です。
復習だけはしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3
選択肢３の「芍薬甘草湯は、筋肉の急激な痙攣を伴う痛みのあるもののこむらがえり等に適すとされ、体力に関わらず使用できる。」ですが、正しい記述です。
「芍薬甘草湯」の正しい記述です。
キーワードの「体力に関わらず」と「こむらがえり」で、判断できます。
「体力に関わらず」の漢方処方製剤は、数がないので、「参考：登録販売者 漢方処方製剤の最低限の勉強‐「体力に関らず」」で、横断的に押えておきましょう。
また、「適正使用」にも出ます。「適正使用 漢方処方製剤」を一読願います。
「芍薬甘草湯」だけは、取れるようになっておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4
選択肢４の「疎経活血湯は、体力中等度以下で、手足の冷えを感じ、下肢の冷えが強く、下肢又は 下腹部が痛くなりやすいものの冷え性、腰痛、下腹部痛等に適すとされる。」ですが、誤った記述です。
「疎経活血湯 」ですが、「体力中等度」で、効能は、「痛みがあり、ときにしびれがあるものの関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛に適す」となっています。
選択肢の記述は、「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」のものです。
できなくても仕方がないです。復習だけはしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「誤っているもの」は、
正解：4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
医薬品
令和4年度 島根県
・医薬品に共通する特性と基本的な知識（午前：第1～第20問）
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