75問‐大阪府 H29年度(2017年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、剤形についての問題です。特に難しいところはありません。テキストを読んで問題集を解いていれば、解けます。

75問‐剤形

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:1

 テキストそのとおりの記述です。

 「剤形」は、意外に盲点で、(アレレ)となることが多いです。

 たとえば、「チュアブル錠は、噛み砕かず、水などで流し込む」などと出題されても、性格に判別できるようになっておきましょう。

 「チュアブル錠」の「ちゅ」は、「チューイングガム」の「ちゅ」なので、噛めます。

 よって、選択肢の「1」は、「正」と相なります。

解説:2

 そのとおりの記述です。

 顆粒剤は、「小さな粒状のもの」で、問題文のいうような特長があります。

 対して、散剤は、「粉末状のもの」です。

 よって、選択肢の「2」は、「正」と相なります。

解説:3

 誤りです。

 「消化管からの吸収は比較的遅い」のところが誤りで、比較的「速い」が正しい記述です。

 よって、選択肢の「3」は、「誤」と相なります。

解説:4

 そのとおりの記述です。

 なお、ゼラチンは、ブタなどのタンパク質から作られるので、ゼラチンに対してアレルギーのある人は、使用を避けます。

 参考:食べ物アレルギー系(鶏卵アレルギー・牛乳アレルギー・ゼラチン)のまとめ

 よって、選択肢の「4」は、「正」と相なります。

解説:5

 よく出ます!

 「水の遮断‐軟膏剤」です。「水で洗いたい・患部が乾燥‐クリーム剤」です。

 あまりに身近にあるので、ついウッカリします。テキストをきっちり読んでおきましょう。「医薬品」でも出る論点です。

 よって、選択肢の「5」は、「正」と相なります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「誤」です。

 「4」は「正」です。

 「5」は「正」です。

 「誤っているもの」は、「3」と相なります。

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

人体

 61問:消化器・・・「ふつう」。

 62問:小腸・大腸・・・「ふつう」。

 63問:胆嚢・肝臓・・・「ふつう」。

 64問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 65問:心臓・血管・・・「ふつう」。

 66問:血液・・・「ふつう」。

 67問:泌尿器・・・「ふつう」。

 68問:感覚器官・・・「ふつう」。

 69問:外皮・・・「ふつう」。

 70問:骨格・筋組織・・・「ふつう」。ド定番。

 71問:神経系・・・「ふつう」。絶対レベル。

 72問:成分吸収・・・「ふつう」。

 73問:代謝・排泄・・・「ふつう」。

 74問:体内の薬・・・「ふつう」。取れる。

 75問:剤形・・・「ふつう」。

 76問:副作用1・・・「ふつう」。

 77問:副作用2・・・「ふつう」。取れる問題。

 78問:副作用3・・・「ふつう」。

 79問:副作用4・・・「ふつう」。

 80問:副作用5・・・「ふつう」。定番問題。

H29 大阪府 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H29 大阪 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする