74問‐大阪府 H29年度(2017年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、体内の薬についての問題です。特に難しいところはありません。テキストを読んで問題集を解いていれば、解けます。

74問‐体内の薬

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 テキストそのとおりの記述です。

 テキストの精読をしておきましょう。

 よって、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説:b

 そのとおりの記述です。解説のしようがありません。

 よって、選択肢の「b」は、「正」と相なります。

解説:c

 よく出る、医薬品の「使用上の注意」です。たとえば、「うがい薬」などで出ます。

 問題文のいうように、有効成分を大量に摂っても、ある一定以上からは、頭打ちになって、薬効が得られなくなります。

 それに、副作用の可能性も高くなるので、過剰摂取は、いいところがありません。

 先の例の「うがい薬」では、「うがい薬を濃くすれば、効き目も強くなる」などと出ます。言うまでもなく、「×」です。

 こんな次第で、選択肢の「d」は、「正」と相なります。

ちょっとだけ注意

 ところで、登録販売者試験では、本問のように、「すべてが正」になることがあります。

 他の試験ではそうないのですが、登録販売者だと、「すべて正」とか「すべて誤」とかに、よくなります。

 選択肢が「すべて正」や「すべて誤」であっても、(妖しい?!)と思わず、深く詮索せずに、解答してください。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、「5」と相なります。

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 61問:消化器・・・「ふつう」。

 62問:小腸・大腸・・・「ふつう」。

 63問:胆嚢・肝臓・・・「ふつう」。

 64問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 65問:心臓・血管・・・「ふつう」。

 66問:血液・・・「ふつう」。

 67問:泌尿器・・・「ふつう」。

 68問:感覚器官・・・「ふつう」。

 69問:外皮・・・「ふつう」。

 70問:骨格・筋組織・・・「ふつう」。ド定番。

 71問:神経系・・・「ふつう」。絶対レベル。

 72問:成分吸収・・・「ふつう」。

 73問:代謝・排泄・・・「ふつう」。

 74問:体内の薬・・・「ふつう」。取れる。

 75問:剤形・・・「ふつう」。

 76問:副作用1・・・「ふつう」。

 77問:副作用2・・・「ふつう」。取れる問題。

 78問:副作用3・・・「ふつう」。

 79問:副作用4・・・「ふつう」。

 80問:副作用5・・・「ふつう」。定番問題。

H29 大阪府 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H29 大阪 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '23年版 (2023年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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