71問‐大阪府 H29年度(2017年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、神経系についての問題です。特に難しいところはありません。テキストを読んで問題集を解いていれば、解けます。

71問‐神経系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 正しい記述です。

 中枢神経系は、脳と脊髄から構成されます。「反射と統合」がその働きです。

 よって、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

 なお、ひっかけで、「中枢神経系は、脳と延髄から構成される」などと出題されるので、注意してください。中枢神経系は、「脳と“脊髄”」です。

解説:b

 テキストそのとおりの記述です。解説のしようがありません。

 よって、選択肢の「b」は、「正」と相なります。

解説:c

 誤りです。

 「自律神経系」は、「交感神経系と副交感神経系」からなっています。

 よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。

 なお、「末梢神経系」は、「自律神経系」と「体性神経系」からなります。

 「自律神経系」は、先も見たように、「交感神経系と副交感神経系」からなっています。

 んで、「体性神経系」は、「知覚神経と運動神経」からなっています。

 本試験では、似たような語句をわざと違えて出してくるので、整理して憶えましょう。

解説:d

 誤りです。一部だけ間違えている問題です。

 当該選択肢は、9割、合っているのです。

 「副交感神経は、体が食事や休憩等の安息状態となるように働く」は、正しいです。

 「副交感神経が活発になると、唾液の分泌は亢進する」も、正しいです。副交感神経は、「食事や休息」だからです。

 しかし、最後の「瞳孔は散大する」が誤りです。

 お休み状態なので、「瞳孔は収縮」します。

 当該交感神経系‐副交感神経系の影響は、とてもよく出るので、間違えた人は、30回はテキストを読み直してください。

 よって、選択肢の「d」は、「誤」と相なります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、「1」と相なります。

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 61問:消化器・・・「ふつう」。

 62問:小腸・大腸・・・「ふつう」。

 63問:胆嚢・肝臓・・・「ふつう」。

 64問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 65問:心臓・血管・・・「ふつう」。

 66問:血液・・・「ふつう」。

 67問:泌尿器・・・「ふつう」。

 68問:感覚器官・・・「ふつう」。

 69問:外皮・・・「ふつう」。

 70問:骨格・筋組織・・・「ふつう」。ド定番。

 71問:神経系・・・「ふつう」。絶対レベル。

 72問:成分吸収・・・「ふつう」。

 73問:代謝・排泄・・・「ふつう」。

 74問:体内の薬・・・「ふつう」。取れる。

 75問:剤形・・・「ふつう」。

 76問:副作用1・・・「ふつう」。

 77問:副作用2・・・「ふつう」。取れる問題。

 78問:副作用3・・・「ふつう」。

 79問:副作用4・・・「ふつう」。

 80問:副作用5・・・「ふつう」。定番問題。

H29 大阪府 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H29 大阪 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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