36問‐奈良県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「副作用」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

36問‐副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品は、十分注意して適正に使用すれば、副作用を生じることはない。」ですが、誤った記述です。

 十分に注意しても、副作用が生じることがあります。テキストで確認しておきましょう。

 まあ、選択肢は「副作用を生じることはない!!」と言い切っているので、この時点で、あやしいなーと判断できるかと思います。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「一般に、重篤な副作用は、発生頻度が低いが、副作用の早期発見・早期対応のため には、医薬品の販売等に従事する専門家が副作用の症状に関する十分な知識を身に付 けることが重要である」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「厚生労働省が作成した「重篤副作用疾患別対応マニュアル」が対象とする重篤副作 用疾患の中には、一般用医薬品によって発生する副作用は含まれていない」ですが、誤った記述です。

 一般用医薬品の副作用も、含まれています。

 当該「重篤副作用疾患別対応マニュアル」ですが、他県でも、問われています。今後も、出題されそうなので、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「一般用医薬品による副作用は、長期連用のほか、不適切な医薬品の併用や医薬品服 用時のアルコール飲用等が原因で起きる場合がある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:胃及び小腸

 22問:胆嚢及び肝臓

 23問:大腸及び肛門

 24問:歯

 25問:呼吸器系

 26問:外皮系

 27問:骨格系

 28問:中枢神経系

 29問:心臓及び血管系

 30問:消化酵素

 31問:薬の働く仕組み

 32問:自律神経系の働き

 33問:有効成分の吸収

 34問:薬の代謝及び排泄

 35問:剤形

 36問:副作用

 37問:偽アルドステロン症

 38問:皮膚粘膜眼症候群

 39問:泌尿器系副作用

 40問:無菌性髄膜炎

令和3年度 奈良県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

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こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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