本問は、「人体」の「中枢神経系」についての問題です。選択肢の1つがこれまでにない出題で、手こずるはずです。他の選択肢も、テキストをシッカリと読み込んでいないと、判断に悩むものが多いです。解けなくても仕方がないですが、復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢aの「中枢神経系は、脳や脊髄から体の各部へ伸びている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「体の各部へ伸びている」のところです。
小難しい選択肢です。
中枢神経系は、体の各部へ伸びていないです。
「体の各部へ伸びている」のは、「末梢神経系」です。
それぞれの手引きを抜粋すると…、
「中枢神経系は脳と脊髄から構成される。」
「脳や脊髄から体の各部へと伸びている末梢神経系は、その機能に着目して、随意運動、知覚等を担う体性神経系と、」
「呼吸や血液の循環等のように生命や身体機能の維持のため無意識に働いている機能を担う自律神経系に分類される。」
…となっています。
キッチリと整理して憶えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「脳は、頭の上部から下後方部にあり、記憶、情動、意思決定等の働きを行っている。」ですが、正しい記述です。
「脳」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位(視 床下部など)がある。」ですが、正しい記述です。
これまた、そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「血液脳関門は、脳の毛細血管が中枢神経の間質液環境を血液内の組成変動から保護 するように働く機能のことをいう。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。解説のしようがありません。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
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