27問‐奈良県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「骨格系」についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

27問‐骨格系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「骨吸収は、一生を通じて行われるが、骨形成は高齢になると行われない。」ですが、誤った記述です。

 一生を通じて破壊(骨吸収)と修復(骨形成)が行われています。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 「破壊…骨吸収、修復…骨形成」は、チェックしておきましょう。入れ替え問題で、出そうです。

選択肢b

 選択肢bの「骨組織を構成する無機質は、主に炭酸ナトリウムとリン酸ナトリウムである。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「炭酸ナトリウムとリン酸ナトリウム」のところです。

 正しくは、「炭酸カルシウムやリン酸カルシウム等」です。

 「骨」なのですから、ナトリウム系はないですよね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「無機質は、骨に硬さを与え、有機質(タンパク質及び多糖体)は骨の強靱さを保つ。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 当該選択肢の丸ごとが他県で出ているので、無機質と有機質のそれぞれの意味を押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「骨の関節面は、弾力性に富む柔らかな軟骨層(関節軟骨)に覆われている」ですが、正しい記述です。

 これも、正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:胃及び小腸

 22問:胆嚢及び肝臓

 23問:大腸及び肛門

 24問:歯

 25問:呼吸器系

 26問:外皮系

 27問:骨格系

 28問:中枢神経系

 29問:心臓及び血管系

 30問:消化酵素

 31問:薬の働く仕組み

 32問:自律神経系の働き

 33問:有効成分の吸収

 34問:薬の代謝及び排泄

 35問:剤形

 36問:副作用

 37問:偽アルドステロン症

 38問:皮膚粘膜眼症候群

 39問:泌尿器系副作用

 40問:無菌性髄膜炎

令和3年度 奈良県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

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