本問は、「人体」の「自律神経系の働き」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「目 ― 瞳孔収縮 ― 瞳孔散大」ですが、誤った記述です。
「目」ですが、「交感神経系」が活発な時は、「瞳孔散大」です。
対して、「副交感神経系」が活発な時は、「瞳孔収縮」です。
本問は、「副交感神経系」で考えるといいでしょう。
「副交感神経系」は、「食事・休息」なときですから、目がとろんとするわけで、よって、瞳孔収縮となるわけです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「唾液腺 ― 唾液分泌亢進 ― 少量の粘性の高い唾液を分泌」ですが、誤った記述です。
「唾液腺」ですが、「交感神経系」が活発な時は、「少量の粘性の高い唾液を分泌」です。
対して、「副交感神経系」が活発な時は、「唾液分泌亢進」です。
「交感神経系」が活発な時は、「闘争・活動」なときですから、緊張しており、唾液がねばつきます。
「副交感神経系」は、「食事・休息」なときですから、唾液がドンドコ出るわけです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「心臓 ― 心拍数減少 ― 心拍数増加」ですが、誤った記述です。
「心臓」ですが、「交感神経系」が活発な時は、「心拍数増加」です。
対して、「副交感神経系」が活発な時は、「心拍数減少」です。
「交感神経系」が活発な時は、「闘争・活動」なときですから、心臓がドンドコ動いて、体中に血液を巡らせているわけです。
「副交感神経系」は、「食事・休息」なときですから、ゆったりまったりで、心臓の動くは緩やかになるってな次第です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「気管支 ― 収縮 ― 拡張」ですが、誤った記述です。
「気管支」ですが、「交感神経系」が活発な時は、「拡張」です。
対して、「副交感神経系」が活発な時は、「収縮」です。
「交感神経系」が活発な時は、「闘争・活動」なときですから、はあはあと息ができるように、気管支は拡張します。
「副交感神経系」は、「食事・休息」なときですから、息も穏やかってな次第です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢5の「腸 ― 運動低下 ― 運動亢進」ですが、正しい記述です。
「腸」ですが、「交感神経系」が活発な時は、「闘争・活動」なときですから、腸の動きは低下します。戦っているときに、消化などしている暇がないからです。
「副交感神経系」は、「食事・休息」なときですから、当然、腸がドンドコ動いて、食べ物を消化するわけです。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「誤」です。
「5」は「正」です。
「正しいもの」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
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