本問は、「適正使用」の「医薬品成分と安全性情報」についての問題です。小難しい応用的な選択肢が1つあり、また、漢方処方製剤の選択肢が1つあるほか、いわゆる「資料問題」の選択肢もあり、確答は厳しい選択肢です。できる選択肢はキッチリ判断して、最終解答は、運否天賦です。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢aの「カゼイン又はその塩類含有製剤 ―牛乳アレルギー」ですが、正しい記述です。
定番論点です。
「食べ物アレルギー系(鶏卵アレルギー・牛乳アレルギー・ゼラチン)のまとめ」を一読ください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「柴朴湯―膀胱炎様症状」ですが、正しい記述です。
「柴朴湯」ですが、まれ重篤副作用に「膀胱炎様症状」があります。
まれ重篤副作用に「膀胱炎様症状」がある漢方処方製剤は、「個別的な副作用のある漢方処方製剤」にまとめています、活用ください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「タンナルビン(タンニン酸アルブミン)―アナフィラキシー様症状」ですが、正しい記述です。
小難しい選択肢です。
「タンニン酸アルブミン」ですが、「本剤又は本剤の成分、牛乳によるアレルギー症状を起こしたことがある人」は、「使用しない」となっています。
さて、「アレルギー症状」ですが、別称は「アナフィラキシー様症状」となっています。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「クレオソート・アセンヤク末・オオバク末・カンゾウ末・チンピ末配合剤 ― 腎機能障」ですが、誤った記述です。
難しい選択肢です。
本問は、巻末の「資料」から出題される「資料問題」です。
まあまず、ここまで手が回らないので、“正誤度外視で”、ざっくり見ておけばいいです。
手引きの巻末の「重篤な副作用等に関する情報」によると、「クレオソート・アセンヤク末・オオバク末・カンゾウ末・チンピ末配合剤」ですが、「肝機能障害」で注意喚起されています。
まあ、解けないと思うので、傾向把握の一環として、見ておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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