106問‐高知県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「適正使用・安全対策」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

106問‐適正使用・安全対策

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品は、効能・効果、用法・用量、起こり得る副作用等、その適正な使用 のために必要な情報を伴って初めて医薬品としての機能を発揮する。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「アスピリンについては、ライ症候群の発症との関連性が示唆されているため、 15 歳未満の小児は、一般用医薬品として使用(服用)しないこととされている。」ですが、正しい記述です。

 「アスピリン」の固有論点です。

 「使用しない 小児」も、一読願います。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「青少年では、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が必ずしも十分でなく、好奇心から身近に入手できる薬物を興味本位で乱用することがあるため、小中学生のうちからの啓発は望ましくない。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「小中学生のうちからの啓発は望ましくない」のところです。

 正しくは、「小中学生のうちからの啓発が重要」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「一般用医薬品は、その添付文書又はその容器若しくは被包に、「用法、用量そ の他使用及び取扱い上の必要な注意」等の記載義務はない」ですが、誤った記述です。

 記載義務があります。テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:添付文書

 102問:医薬品の保管及び取扱

 103問:使用期限

 104問:情報提供

 105問:安全対策

 106問:適正使用・安全対策

 107問:使用しない‐基礎疾患等

 108問:使用しない‐ステロイド性抗炎症成分

 109問:使用しない‐「出産予定日12週以内の妊婦

 110問:使用しない‐腸管粘膜

 111問:甲状腺機能亢進症

 112問:使用しない‐各論

 113問:運転操作をしない

 114問:医薬品成分と安全性情報

 115問:情報発信

 116問:副作用等の報告制度

 117問:救済制度

 118問:救済制度 給付

 119問:医薬品の安全対策

 120問:医薬品PLセンター

令和2年度 高知県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

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