第96問‐関西広域連合 令和4年度（2022年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「法規」の「濫用等のおそれのある医薬品」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
第96問‐濫用等のおそれのある医薬品
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「濫用等のおそれのある医薬品を購入しようとする者が、適正な使用のた めに必要と認められる数量を超えて購入しようとする場合、店舗販売業者 は、店舗で医薬品の販売に従事する薬剤師又は登録販売者に、その理由を確 認させなければならない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、「薬剤師又は登録販売者」の確認です。
一般従事者の確認ではないので、念のため、チェックしておきましょう。
選択肢b
選択肢bの「濫用等のおそれのある医薬品を購入しようとする者が、若年者である場 合、店舗販売業者は、店舗で医薬品の販売に従事する薬剤師又は登録販売者 に、購入者の氏名及び年齢を確認させなければならない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
若年者の場合、氏名及び年齢を確認します。
住所無用です。職業無用です。
なお、「理由」は、先の選択肢で見たように、大量に買うときに、確かめることになります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「ブロモバレリル尿素を含有する解熱鎮痛剤は、濫用等のおそれのある医 薬品ではない。」ですが、誤った記述です。
濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品は…、
エフェドリン
コデイン（鎮咳去痰薬に限る。）
ジヒドロコデイン（鎮咳去痰薬に限る。）
ブロモバレリル尿素
プソイドエフェドリン
メチルエフェドリン（鎮咳去痰薬のうち、内用液剤に限る。）
…となっています。
「ブロモバレリル尿素」は、単体で「濫用のおそれのあるもの」となります。
本問は、「ブロモバレリル尿素を含有する解熱鎮痛剤」なので、「濫用のおそれのあるもの」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
ブログの「濫用等のおそれのある医薬品の憶え方」も、一読願います。
選択肢d
選択肢dの「メチルエフェドリンを含有する散剤のかぜ薬は、濫用等のおそれのある 医薬品である。」ですが、誤った記述です。
「メチルエフェドリン」ですが、鎮咳去痰薬の内用液剤が「濫用のおそれのあるもの」となります。
本問は、「散剤のかぜ薬」なので、「濫用のおそれのあるもの」とはなりません。
今後も、本問のような、括弧書きまで問うてくる問題出そうなので、シッカリと押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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