73問‐関西広域連合 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「人体」の「剤形」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
73問‐剤形
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「口腔内崩壊錠‐口の中で溶かした後に、唾液と一緒に水なしで服用することもできる。」ですが、正しい記述です。
「口腔内崩壊錠」ですが、嚥下障害のある人や、事情により水分制限のされている人向けの剤形です。水なしで服用できます。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「チュアブル錠‐口の中で舐めたり噛み砕いたりする錠剤で、水なしで服用してもよい」ですが、正しい記述です。
「チュアブル錠」の正しい記述です。
「チュア」のチュアは、チューイングガムのチューの「噛む：chew」という意味です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「顆粒剤‐粒の表面がコーティングされていることもあるので、噛み砕かずに水などで食道に流し込むとよい」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには、選択肢そのまんまですが…、
「顆粒剤は粒の表面がコーティングされているものもあるので、噛み砕かずに水などで食道に流し込む。」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「カプセル剤‐カプセル内に薬剤を充填した剤形であり、唾液と一緒に水なしで服用することもできる」ですが、誤った記述です。
手引きには…、
「水なしで服用するとゼラチンが喉や食道に貼り付くことがあるため、」
「必ず適切な量の水（又はぬるま湯）とともに服用する」
…とあります。
咽喉にカプセルが引っ付いた経験のある人も、おられるかと思います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、当該「カプセル剤」ですが、「ゼラチン」が原材料のため、アレルギー関係の問題でよく出ます。「食べ物アレルギー系（鶏卵アレルギー・牛乳アレルギー・ゼラチン）のまとめ」を一読をば。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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